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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

吉川晃司・記念特番「Thank You」

特番


2004年9月の1ヶ月間、パーフェクトチョイスプレミアで放送された『吉川晃司 20th Anniversary チャンネル “GOLDEN YEARS”』は、今までのライブ映像作品を連日放送したものだった。そのなかで唯一コピーガードがなかった60分の記念特番「Thank You」のアンコール放送を見た。我が家のケーブルTVでは、ペイパービューで見ることができたのだ!1番組1260円。果たしてそれだけの価値があったかどうか!?(もう放送予定は全て終りました。)
ディレクターは吉川晃司作品ではお馴染みの小松壮一郎氏。
・まず、“Radio Guitar”のセルフカバーVerが流れる中テロップが・・・

A Rock&Roll Fable
make your volume loud!and enjoy it,please
more!
more!!

煽る煽る!言われるがまま思わずTVのボリュームを上げた(笑)曲にのせて、吉川晃司の20年のキャリアを写真と共に簡単に紹介。
・これまた最近の吉川作品でお馴染みの、女性のナレーション(何語で話してるんでしょう??)に日本語テロップが出てくるという手法で特番は進められる。
・カメラが2004年2月14日の日本武道館の外観を映し出す。→武道憲章にズームイン。

第三条
試合や形の演武に臨んでは、平素錬磨の武道精神を発揮し最善を尽くすとともに、勝っておごらず負けて悔やまず、常に節度ある態度を堅持する。

の一文が映し出される。吉川侍の精神と通ずるものがある。→当日のリハーサルの風景。

・ここからは20周年の吉川晃司の活動を振り返るVTR。まず始めに、2003年12月31にO−Eastで行われたカウントダウンライブ“20thYearsEve”の様子が映される。ファンとカウントダウンをして“パンドーラ”を演奏する映像。
・次に2月14日に日本武道館入りする吉川晃司の様子→「KOJI KIKKAWA LIVE GOLDEN YEARS 20th Anniversary PRELUDE at BUDOKAN(限定盤) [DVD]」のDVDから“にくまれそうなNEW フェイス”の映像が流れる。
・次に、写真集「風上に乞う―吉川晃司写真集」のネパールでの撮影風景→和やかな雰囲気で笑顔が印象的。「人間の目がきれいだった…」などのコメントあり。
・次にセルフカバーアルバム「Thank You」のレコーディング風景。ギターを掻き鳴らす吉川晃司、あと後藤次利氏、村上ポンタ秀一氏とのセッション風景が少し。

「ライブは人生の本番である」

のテロップ。KOJI KIKKAWA LIVE HISTORY Vol1。ここからは今までのツアーのVHS,DVD作品の映像を紹介。

「KIKKAWA KOJI '84 FLYING PARACHUTE TOUR」より“モニカ”
「'85 吉川晃司 LIVE for Rockfeeling Kids in BUDOKAN」より“サヨナラは八月のララバイ”
「'85 JAPAN TOUR FINAL IN 東京・立川昭和記念公園」より“NO NOサーキュレーション”
「DRASTIC MODERN TIME TOURTOKYO 8 DAYS」より“YOU GOTTA CHANCE-ダンスで夏を抱きしめて-”
「Lunatic LUNACY」より“LUNATIC LUNACY”
「SHYNESS OVERDRIVE 1992」“A-LA-BA・LA-M-BA”
「CONCERT TOUR 1994 My Dear Cloudy Heart」より“VENUS〜迷い子の未来〜→この作品は見たことがない!!見たい!!
「LIVE GOLDEN YEARS EXPANDED 0015 GIGANTIC 2DAYS LIVE VOLUME. 1&2」より“アクセル”

・Innocent Rockツアーのリハーサル初日映像。“The Gundogs”の映像など。和やかムードではなくかなり真剣ムード。

KOJI KIKKAWA LIVE HISTORY Vol2
「HOT ROD MAN LIVE」より“HOT ROD”→ハンドフリーマイクを付けて・・・踊る踊る(はぁと)このビデオ欲しい・・・
「HOT ROD MAN DOCUMENT」より“LEVEL WELL”
「Higher Higher」よりHOT ROD MAN RETURNSの映像。“IMAGINE HERO”より→この作品はかなり好き。一緒に収められているナイフのPVもいいし!!
「KOJI KIKKAWA SOLID SOUL 2001」より“FANTASIA”これはファンクラブ限定VHS。DVDにならないかな・・・
「KOJI KIKKAWA CONCERT TOUR 2002“SMASH THE PANDORA” [DVD]」より“ナイフ”

そしてなんと!!!
2003年ツアーDVD「LIVE JELLYFISH [DVD]」に未収録!未公開映像“エロス”赤いライトの中でマイク一本で歌い上げる吉川晃司に圧巻。体をくねらせながら、汗を滴らせながらの“エロス”映像的にかなりいいと思う。今発売されてるDVDではこれがカットされたのかと思うと・・・残念。
KOJI KIKKAWA CONCERT TOUR 2002“SMASH THE PANDORA” [DVD]」より“Fame&Money”と“Bombers”

・最近のPVが流れる。パンドーラ・The Gundogs・恋のジェリーフィッシュ・KATANA FISH
・Innocent Rock初日。日比谷野音へ会場入りする吉川晃司。リュックにニット帽というかなりラフないでたち→そしてリハの様子→本番前にメンバーと握手を交わす様子。

この夜の模様を記録した海賊版ビデオを入手しました。海賊版のため音声状態は良くありませんが会場の熱気を感じてください。

のテロップ。
・2004年7月4日、日比谷野音の映像“KISSに撃たれて眠りたい”“The Gundogs”音質は断ってる通りかなり悪いかもだが、tomobrick的には全然ありだと思った。荒々しさがまたいい!!ズンズンと響いてくるものがある。野外でやってもこんな音でとれるんだー勢いあっていいなーって思った。映像の質が荒いのもまたGOODだと思う。
・初日の楽屋でのインタビュー。後藤氏→すごくいい。3人トリオだから気持ちの動きが音を通して伝わりやすい。一人一人の持ち場は責任持ってやらないと成り立たない。いつもと違う瞬間があった時に、どう面白くするかもあるけど、どうカバーするか。それはお互い様。ほんと面白い。呼んでくれてありがとうって感じ。めでたい20周年にね。村上氏→もう呼んでくれたら喜んでやる。これで渋公は勝ったも同然!
M-ON TVで放送された2004年8月18日渋谷公会堂Innocent Rock最終日、バースデーライブの映像より“スティングレイ”“LA VIE EN ROSE”

試練の旅と称したツアーが終わった頃アルバムも完成。
タイトルは長年の感謝の気持ちを込めてひと言Thank youだった。

のテロップのあと、なんと!!
“モニカ”のPVセルフカバーアルバムVer。これも小松さんの作品。今までの20年間のツアー映像を散りばめつつ、時折、サングラスにスーツ、そして手にはギター持った吉川晃司が廃屋?工場?みたいなとこでギターを弾いている映像。また電球の下に佇むシーンもあり。かっこいいです。間奏部分はシンバルキック映像のオンパレード。

20年を通して彼が教えてくれた事は、夢に立ち向かってゆく勇気だった。
僕たちは 彼のいる時代に生きていて良かったと思う。
そして…
Thank you

のテロップ。この言葉を見たときにほんとにそうだなぁと思った。tomobrickが吉川晃司と共に過ごした時間は短い。けれども、心から言える。あなたのいる時代に生きていてよかった。あなたの音楽と生き様に出会えてよかった。そしてありがとう。

“BabyBaby”のライブ音源が流れエンドロール(いつのでしょうか?聞いたことがあるので発売されているものでしょう多分。)

starring KOJI KIKKAWA
directed by soichiro komatsu・・・・
NEW KIKKAWA KOJI COMING SOON
TO THE MOVIE THEATER&MUSIC HALL NEAR YOU

そしてそして!!!最後に!!!
KOJI KIKKAWA LIVE GOLDEN YEARS 20th Anniversary PRELUDE at BUDOKAN(限定盤) [DVD]」未収録・未公開映像 “BOY'S LIFE”
思わず涙しそうになった。この曲はtomobrickと吉川晃司を結びつけてくれた大切な曲。そして、アンコール曲の中で唯一DVDに入ってなかった。なんでDVDに入ってないんだ!!とずっと思ってた。この映像を見て、あの日あの場所で味わった感動蘇ってきた。マイク1本を持ち力まず、ラフに歌う吉川晃司。客電もついている。ステージの端まで行き、気持ちよく歌っている姿。客席を見回しながら微笑む姿・・・いい!!いいよ!!この映像だけでもこの番組をお金を出して見た価値があったなぁと思った。Thank You。