吉川晃司『狂った太陽』

●吉川晃司『狂った太陽』【asin:B000657MGY】（2005/02/01）
『狂った太陽』という曲がミディアムロックバラードということは耳にしていたが、まさかカップリングまでミディアムバラードだとは思わなかった。
タイトル曲、カップリング共、吉川晃司の魅力のひとつである艶やかで伸びのあるボーカルに心ゆくまで身を任せられるようになっている。この２曲を聴いているだけで、吉川さんがこの曲を歌い上げている姿が目に浮かんでくる。今夜は武道館で披露するんだろうなぁ・・・歌う姿を想像するだけでゾクッとくる。
『狂った太陽』は今までで一番いい詞が書けたと年末の大阪公演の時に言ってた。私はどちらかというと、カップリング曲『地上より永遠に』の方が好みかな。でも吉川さんじゃなくてjamさんなんだよね作詞。曲もアコギのストロークで始まり、ちょっと電子音が気になるけどこちらの方が好き。なんかドラマチックだよ。
この２曲とも、これからのキャリアにおいてもずっと末永く歌っていけそうな曲だと思う。そしてファンに愛される曲なんじゃないだろうか。最近はゴリゴリのサウンドが多かったこともあるけど、ホッと一息つけるような、まさに筋目の曲だなぁと思う。
やっぱり、吉川さんはめちゃ歌うまいなぁ。このビブラートがたまらないんだよ。歌番組の出演が続々決まってる吉川さん。（３日はうたばんにも出ます。）トークより何よりこの曲が聴けると思うと楽しみでならない。デビュー当時やコンプレックス前後くらいまでの吉川さんしか知らない人にとっては、吉川晃司に対して抱いてるイメージがきっと変わる曲なんじゃないかなぁ。きっちりと、スーツで歌ってほしいです。勝手な希望。

狂った太陽　試聴
地上より永遠に　試聴
徳間公式HPより