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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

大沢伸一セレクトコンピ、Bank Band

中古屋にて
make the style“drivin’slow”Compiled by Shinichi Osawa
大沢伸一監修2枚組みコンピレーションアルバム
『make the style “drivin' slow”Compiled by Shinichi Osawa』(2004/7/22)2100円。
大沢伸一MONDO GROSSO)がプロデュースするドライブミュージックのコンピレーション。大沢さんなりのドライブミュージック感に基づいて選曲されている。あえてドライブ感(疾走感)のあるものに限定せず”drivin' slow”をコンセプトに独自の感性で、時代、ジャンル、国、スタイルにとらわれず選曲。そして全体の流れまで計算してコンパイルした作品。ひとつの作品として楽しんでほしいという願いが込められているようだ。このCDの存在はこの中古屋で見つけるまで知らなかったが、面白そうなので買ってみた。なんせtomobrickが最近音楽を一番聴く空間は車の中。まさにぴったり。大沢伸一の仕事っぷりにはtomobrickもかなり興味があり、何枚かCDも所有しているので、彼がコンパイルした作品となれば聴いてみたすぎる。
収録曲も洋邦問わず。L盤とR盤の2枚組で31曲。EVERYTHING BAD THE GIRL、SANTANA、大貫妙子、DARYL HALL&JOHN OATES、坂本龍一、EARTH,WIND&FIRE、MONDO GROSSOJAMIROQUAI・・・tomobrickの聴いた事あるアーティストはこれくらい。あとの20アーティストは知らない。こういう新しい出会いを演出してくれるのもtomobrickにとっては嬉しい。


沿志奏逢
Bank Band『沿志奏逢』(2004/10/20)2100円。
買おうかすごい迷ってたが結局買ってしまった。中古屋であったら買おうとは思ってたんだけど。帰りの車の中でさっそく視聴。オリジナル曲を知ってるのは岡村靖幸の“カルアミルク”とヒートウェイヴの“トーキョーシティーヒエラルキー”。どちらもtomobrickは好き過ぎるほど大切な曲なだけに、どのようにBank Bandスパイスが効いているか楽しみでもあった。
“カルアミルク”・・・やっぱりちょっと違和感あり。でもうまく調理されていると思った。こういうカルアミルクもありだなぁと。ピアノをかなりフューチャーした仕上がり。この仕上がりだと、もう一度六本木で会えて、そしてカルアミルクで仲なおりできそうに聞えてくる。そんな希望が込められているような感じだ。岡村ちゃんのオリジナルの方は・・・なんかもうできなさそうな感じなんだよなぁ。なんとなく。深い意味はないです。
“トーキョーシティーヒエラルキー”はもうどう転んでもオリジナルの方がいいです。ごめんなさい。かなり桜井さんのアドリブが入った歌い方が違和感あり。でも桜井さんの歌声から、この曲への桜井さんの気持ちの入れようはズンっと伝わってきた。歌詞にもあるけど、tomobrickは、あの山口洋のそっと囁きかけるような歌い方がいいのです。深いんです。やっぱり、オリジナルにはかなわないでしょう。そりゃそうだよね。“ちゅっちゅるっちゅるっちゅるるる〜”という独特のコーラスがオリジナルにはあるが、それはなかった。代わりにフルートが入っててそれはとても心地よかった。何回も聴くと良さがだんだん分かってくるかもしれない。
ちなみに、12曲目は浜田省吾の“僕と彼女の週末に”でした。