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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

アナログフィッシュ@十三FANDANGO

●2005年4月13日 アナログフィッシュ“ハルコウララ〜ツアー”@十三FANDANGO 整理番号150番。(19:15〜21:15)

十三FANDANGOは初めていくハコだ。250人収容とのことで、思っていた通りの狭さ。ステージもそんなに高くない。ステージと客席の距離はとっても近し。客層は女の人が多い!!これにはビックリした。8割は女性だったような。前回のミナミホイールでは斉藤さんの顔が全く見えないポジションで見たので今回は絶対に見ようと思い、大好きな佐々木さん寄りっていうのは外せないので真ん中ちょっと左寄りな位置をキープ。しばし開演を待つ。SEでかかってたのはCAKEだって。(802でマーキーさんが言ってた。)
15分くらい押して、客席左後方の階段から3人登場。下岡さんはトレードマークのニット帽を相変わらず着用。斉藤さんもTシャツといったラフな格好。そして佐々木さんはお決まりの白シャツに黒タイ、黒パンツなんと頭にはサッカー選手(松田とか)がつけてるゴムバンドを付けててすんごい異様な感じだった。(笑いが起こってたがそれでかな?)

下岡さんが“アナログフィッシュです。好きなようにやるんで皆さんも好きなように楽しんでいってください。踊るもよし、寝るもよし・・・ゆっくりはじめます。といって始まる。

01.ナイトライダー
宣言通り本当にゆっくりとゆったりと始まった。ナイトライダーだ。たゆたうような下岡さんの声が心地いい。そしてスコンスコン気持ち良く突き抜けるような斉藤さんのドラミング。下から突き上げるようでもあり、横を這い回るように唸る佐々木さんのベース…しょっぱなからのあまりにものアナログフィッシュな世界に圧倒される。まさに小宇宙だ。アナログフィッシュが作り出す小宇宙。あまりにも非現実的でどこかにトリップしたような気持ちになってくる…アナログフィッシュにしかだせない音、ここにあり。

02.ナイトライダー2
ナイトライダーの延長で聴いたことのないメロディーと歌詞が始まる。最後の方の歌詞でナイトライダーって出てきたから、あぁ、ライブ用のロングバージョンナイトライダーなのかなぁと思ってたらこれがナイトライダー2と言うらしい。幻想的な世界。

03.バタフライ
そしてナイトライダーから間髪いれず、そのままバタフライに。ライブが終わってから帰るまで頭の中でずーっと“ア〜マゾォ〜ンのバァ〜タフライはぁ・・・”って頭の中でループしてたよ。よっぽどのインパクトを頭の中に残したんだろう。とにかくナイトライダーからの3曲ですんごい心地よさを堪能した。

●ちょっと小休止。そして佐々木さんの“LOW”という一声で“LOW”へ。会場が沸く。

04.LOW
05.確信なんかなくてもいいよ
06.山手ライナー
この3曲は、佐々木ワールド全開。目を剥き口をあんぐり開けて、時折舌をレロレロした形相の佐々木さん。もうこの頃にはゴムバンドがどっか飛んでっちゃってたよ。その横で着々と音を刻んでいく2人。そしてコーラス・・・このハーモニーの気持ち良さってほんと癖になる。斉藤さんはけっこう高めのコーラス部分なんだねぇ。tomobrick大好き曲、“確信なんかなくてもいいよ”が聴けて嬉しかった。ドゥーッア!

●ちょっとブレイク。このあたりで軽いMCを挟む下岡さんor斉藤さん…けっこうゆっくーりとのほほんとした時。下岡時間ものほほんだが、斉藤時間もかなりのほほん。そしていきなり佐々木さんに振ったり(笑)そして誰かが、やりましょっか、っていうと、やろうと答えて次の曲へって感じだ。

07.Hello
下岡さん曲Hello。これまたコーラスもええけど、アウトロがめちゃめちゃカッコイイ。歌ってる時以外、間奏とかアウトロは、3人が向かい合ってる感じだ。斉藤さんの方を佐々木さんと下岡さんは向いて、つまりお客さんに背を向けるか斜めな感じで弾いてるのだ。それがなんかいい。お互いの顔を確かめ合ってるかんじ、いわばジャムセッションって感じだよなぁ。時折下岡さんが右手を振りかざしたりしてさぁ。

08.ラジオ
09.公園
この2曲は佐々木さん曲。声が絶好調だなぁと。佐々木さんの声好きだ。挑戦的で煽るような歌い方好きだ。そしてこの2曲はこれまたtomobrick大好き曲。このサビコーラスもすんごい気持ちいいよなぁ。

10.BGM
やっぱり一番の歓声が沸いていたと思う。いやぁ〜B・G・M!!って叫ぶのが愉快愉快!

11.夜も眠れない
この曲もBGM?収録のLOWナンバー。歌い上げる佐々木さんに惚れ惚れだよ。

12.のどかないなかのしずかなもぐら
アナログフィッシュの中では一番のへんてこ曲だよねぇ。(とtomobrickは思ってる。)この曲もやるのかぁ!とちょっとビックリ。嬉しかった。けっこう引き込まれる感じがしたなぁ。

13.ラブホ
この曲はタイトルに騙されてはいけません曲だよね。ほんとに名曲だ。聴けて嬉しい。このちきしょう、うるせーな、邪魔すんなって言葉から唸って泣きのサビに行く所は素晴らしすぎる。

●小休止。山中湖にレコーディングに行ってたようだ。そこで色んな曲も生まれてきてるらしい。今年中にアルバムを出したいと言ってた。そして新曲をやりますと。

14.新曲(タイトル不明:パッパッパラ〜って始まる曲)
下岡さんがメインVoの曲。いやぁ〜とっても痛快なきょくだ。下岡さんにしてはけっこうストレートな感じがした。でも曲の構成とかはかなりひねくれてそうだけど。耳馴染みがいい。

15.紫の空
いやぁ〜よかった。紫の空。このイントロがしびれるよねほんと。tomobrickはアナログフィッシュの曲のなかで一番好きな曲かもしれない。

16.新曲(タイトル不明:サビで僕は泣いてる〜って歌詞あり)
こちらも下岡さんVo曲。これまた耳馴染みのいい曲だった。あと、間奏部分かなぁ?ギターとベースのユニゾンがあってめちゃめちゃカッコよかった。はやくCDになれ♪

17.出かけた
本編ラストはBGM?ラストに収められてる“出かけた”。あまりにもの熱演に斉藤さんの眼鏡が外れたみたい。tomobrickがパッと見た時点ではもうかけてなかった。まさかこれが本編ラストとは思ってなかったのでビックリ。早い〜って感じだった。

●アンコールの拍手のあとすぐに3人登場。嬉しいといった話をしていた。そしてやらせてもらいますと。

EN1
18.夕暮れ
これを聴かないことにはねぇ。こんな世界アナログフィッシュじゃないと表現できないよなぁ。ほんとに癖になる曲。今夜もとっても光ってた。

19.世界は幻
おぉ〜この曲を持ってきたか!って感じだ。これまた演奏に圧倒された。この曲は唯一?下岡さんと佐々木さんの共作なんだよねぇ。

●3人がはけて、ユーミンの“やさしさに包まれたなら”が流れ出す。それでも拍手は鳴り止まず。すると3人が再び登場。下岡さんの“ユーミンを止めろ!”に会場が沸く(笑)1フレーズを歌っちゃったりもしてたよ。

EN2
20.タウン(新曲)
山中湖でタウンとシティという曲ができたと下岡さん。タウンをやりますと。君のタウンはどんなタウン?僕のタウンはこんなタウンです。と言ってスタート。本編中に聴いた2曲よりはインパクトがなかったかなぁ。CDで出た時にじっくり聴きたし。

やっぱりCDで聴くよりも、ライブハウスという空間で体感することの気持ちよさをアナログフィッシュには感じる。ライブバンドだよ彼らは。最低限の、最小の3ピースという形態から、これほどのパワーと音と潔さ心地よさを感じられるんだもんなぁ。ほんとすごいと思う。新曲を聴いてるとますます楽しみでしかたなくなってきた。次のツアーも追いかけますよ。一緒に行った妹もほんとに喜んでて、また今度も行こうねと行ってくれた。よかったよかった。帰りにTシャツをかっちゃった。カーキのTシャツ。居間と名づけられたTシャツ。なかなかかわゆい。

途中のMC思いつく限り。
十三FANDANGOはとっても好きなハコらしく、斉藤さんも嬉しそうだった。近くに住んでる人はいいですねぇみたいな。あまりにも取り留めない話が始まったので、テンション低めに止める下岡さんが面白かったり。あとクアトロをセカイイチと髭と回るツアーのことも話してた。楽しみというより怖いらしい(笑)特にセカイイチの方の酒癖がどうとかこうとか(笑)
アナログフィッシュ“ハルコウララ〜ツアー”@十三FANDANGO

セットリスト
01.ナイトライダー
02.ナイトライダー2
03.バタフライ
04.LOW
05.確信なんかなくてもいいよ
06.山手ライナー
07.Hello
08.ラジオ
09.公園
10.BGM
11.夜も眠れない
12.のどかないなかのしずかなもぐら
13.ラブホ
14.新曲(タイトル不明:パッパッパラ〜って始まる曲)
15.紫の空
16.新曲(タイトル不明:サビで僕は泣いてる〜って歌詞あり)
17.出かけた
EN1
18.夕暮れ
19.世界は幻
EN2
20.タウン(新曲)