古明地洋哉、シュガーフィールズ

●古明地洋哉『空砲/世界の果て』（2005/05/18）1050円。
やっぱすごいメロディメーカーだね古明地洋哉って人は・・・この２曲を聴いてあらためて思った。空砲、イントロのアコギからバンドインでもうすでにググッと持っていかれる。これほどまでのバンドサウンドは久し振り。なんと言ってもこんなに激しさを持って歌う古明地洋哉も珍しいような気がする。言葉の一つ一つが胸にズンとくる。１月にこの曲を初めて聞いたときもほんと感動した。“僕のメロディーは君を撃ち抜かないのかな　君の心臓に刺さらないのかな　擦れきった歌声　零れ落ちた言葉、誰にも届きはしないのかな”真摯に直球で訴えかけてくる詞に心打たれる。確実に私には届いてるよ。そして、悩みに悩んだ地上波TVの出演（ポップジャム）でも良い反響が返ってきてるみたいだし。もっと多くの人に古明地洋哉の声とメロディーが届きますように・・・そういや先日のポップジャムでギター弾いてたのコレクターズの古市さんだったみたいだ〜。全然気づかなかった。古明地くんばっかり見てた（汗）初の共演だったらしい。
世界の果てはヒートウェイヴとの共同プロデュース曲。そして演奏ももちろんヒートウェイヴ。まず左から山口さんのアコギ、そして右に印象的なエレキのフレーズが。両耳で堪能できちゃうのだ。これだけでもちょっと震える。古明地くんはVOに専念。前にレコーディングの話をしてたが、とても苦労したようだ。私が聞いたのは古明地くんのギター１本だけの演奏だったので、その時の印象とはずいぶん違う。思ったよりテンポが早く、もう少しかげりのあるような音かなぁと思っていたが案外淡々としていた。細海さんの鍵盤や電子音が前面に出て目立つわけじゃないんだけど、すごく奥行きを出してるなぁと思う。そして地獄さんのベースラインも気持ちいいし堅実な池畑さんのドラミング。あくまでも古明地の声を生かす素晴らしい演奏だと思う。好きなアーティスト同士のコラボってほんとにうれしいなぁ。最後は古明地くんの声だけで終わる。ハッピーエンド。
興味のある方、コチラで試聴できます↓
楽曲と詞⇒http://www.msap.net/KOMEIJI/dis/dis_1.html
PVフル試聴⇒http://www.msap.net/KOMEIJI/clips.html

●シュガーフィールズ『ハッとして！GOOD/チェリーブラッサム』（2005/05/22）500円。
タワレコ限定777枚生産というお遊びシングルらしいです。レーベルはもちカフェオレーベルから。ジャケットには原さんが聖子ちゃんトシちゃんの格好をしております♪ちょっと〜！！ふふふ。今回の楽曲は全ての作業を原さんが行ってる。まさしく本来の原さんの宅録の真髄を極めてる感じかな。最新アルバムは聞いてないけど、最近はバンド志向だったみたいだし、それとはちょっと違った感じかしら。しなやかでフニャっとした原さんのVoがさらにねちっこく仕上がったチェリーブラッサム。聖子ちゃんのカバーはこのシングルだけなので貴重だな。tomobrick的にはハッとして！GOODの仕上がりの方がお好みな感じ。“ハッとして”のあとで一瞬無音になるの。最初車で聞いたときびっくりしたよ。ありゃ壊れてるのか？と（笑）聞いてるとすごく癖になる。あと“恋だから〜っ♪”ってところが気持ちいい♪