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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

Akeboshi、小谷美紗子、レミオロメン。

タワレコにて。Wポイント延長中ということで6千円以上になるように。
●150.Akeboshi『Yellow Moon』【asin:B000EGCZFI】(2006/04/19)1529円。
Akeboshiの6曲入りの新譜です。クレジット上では5曲ですが、6曲目に“Deep End”という曲が収録されてます。特典でポスターもらいました。いやー、ヤバイなAkeboshi。見事に心奪われてしまってます。ピアノといいエレクトロサウンドといい、ストリングスといい私の好きなものがAkeboshiの音楽には見事に融合されていて。ドツボです。RAMRIDERを初めて聴いた時の感動に似てるかも。彼の作る音楽もあまりにもドツボすぎたので。
1-“Yellow Moon(edit)”詞は井上陽水氏との共作です。ストリングスの音色にピアノが加わり美しいイントロ。そこに打ち込みサウンドが入ってきて音の広がりができます。途中“EveryDay Every Night”のところで入るティンパニの音がすごくドラマチックで◎。要所要所でのアコギの使い方もよいです。テルミンも入ってたり。メロディはいたってポップで耳馴染みがいいですよ。歌モノですがこの新しさは何でしょうか。やっぱよいなぁAkeboshi。聴きながら陽水さんの詞の部分ってどこだろうと考えてました。サビの部分はAkeboshi君っぽいので、AメロとかBメロの部分かなぁなんて予想したり。
2-“Peruna”アコースティックなサウンドを軸にほどよい打ち込みを取り入れたトラック。全編にわたっての重厚なコーラスがよい。Akeboshiの声の魅力が堪能できる1曲。歌詞は日本語詞でメッセージ性も強い。それでこそAkeboshiかな。ところでPerunaって何だろう?
3-“One step behind the door”Bouzouki、Tin Whistleを取り入れたアイリッシュサウンド。ヴァイオリンの泣きメロもよいなぁ。歌詞は英詞。自分の経験をもとに作られた詞だとか。頑張って訳したい。
4-“花火”静かなピアノのイントロ〜弾き語りでスタート。ギターレスで抑え目のドラムとベース。Akeboshiの声がより引き立つ。歌詞はというと、最初の部分は幼いころの“君”との様々な思い出が綴られている。そして最後には時がたって子どもを連れた幸せそうな“君”とすれ違い見つめている、というもの。すごく叙情的で頭の中に映像が浮かんでくるよう。途中入るヴァイオリンの物悲しい音色が一層この物語性を引きたててくれる。
5-“Yellow Moon”のロングバージョン。
6-“Deep End”アンビエントな香りが漂う中に激しめの打ち込みとエフェクトのかかった声。語りかけるかのようなギターのメロディ。この6曲の中で1番実験的かな。クレジットが一切書いてないのでどんな楽器を使ってるのかはわかりませんし、歌詞も分かりません。歌詞はおそらく短いセンテンスの繰り返しだと思います。でも好きだわこういうの。癖になる。ラストにぴったり。

●151.小谷美紗子『CATCH』(2006/05/17)2205円。
CATCH
小谷さんの8曲入りアルバム。昨年の4月に玉田豊夢氏、山口寛雄氏とトリオ編成で“adore”という作品を出しましたが、今回も同様にお二人が参加です。先行でタワレコ限定発売されたシングル“who”(レビューはこちら→http://d.hatena.ne.jp/tomobrick/20060325/p1)が素晴らしい出来だったのでアルバムも期待大でした。タワレコNU茶屋町店インストアの整理番号をいただきましたが・・・あいにくその日は予定がはいておりまして・・・トリオでのインストアということですが残念。もし欲しいという方おられましたらお譲りしますよー。
1-“Rum&Ginger”唯一の全英詞曲です。その赤裸々でヒリヒリして痛々しい歌詞にビックリしてしまいました。最初歌詞見ずに聴いてたんですが、“Fu●kin”という言葉にえっ?て反応してしまいましたよ。さすがに歌詞上には出ていませんがしっかり歌っております。かつてこれほどまでに感情を生々しくぶつけた曲が彼女にあったでしょうか。恋人へ対する怒りが赤裸々に綴られております。かといって演奏も怒りに満ちているのかといえばそうではなく、いたって淡々としたもの。トリオ編成の演奏はとにかくすんげーですよ。アウトロの部分なんてライブ感ありあり。
2-“Who”やっぱり紛れもない名曲です。限定シングルで聞けなかった方はぜひ。
3-“楽”(RAKU)グルーヴィーなベースからスタートするこの曲。最初の“もう狂ってもいい”って歌詞にはハッとさせられました。ちょっと悲しげなメロディラインと音と言葉の遊び方が面白いところがよい。途中ドラムとパーカッションと美紗子さんの歌声のみになるところもよいですよ。間奏はバンドの力量を見せ付けられるというか、めちゃめちゃグルーヴィーでかっこいい。
4-“名も無き人”疾走感のあるピアノのイントロからドキドキさせられます。そのまま突っ走るAメロと少しテンポダウンさて美しいコーラスをみせてくれるBメロへの緩急がよいです。サビもすごく丁寧に歌われていて、詞にこめられたメッセージがすごく伝わってきます。悪いことをカッコイイと思ったり、純粋さを失っていたり、変わりたい、人を信じたいと思っているのにキレイごとだと片付けてしまう・・・今の時代に生きている私たちの感情を映し出すような詞になってます。“東京のメロディー”とかいて“ひがしのメロディー”って読むのがよいなぁ。
5-“奇跡”両親の別離を描いたとても悲しい詞です。故郷が2つに分かれてしまい帰る場所もない。幸せな日々を思い浮かべながらも、ぼくは大人になって生きていく・・・“奇跡 起きよ 願わくば 揃いたい ささやかな 普通”。聴いてるとほんと泣けてくる。美紗子さんの声だと余計に感情が入り込んでしまって泣けるなー。間奏の柔らかなピアノソロの音色も泣ける。
6-“雪でもいい”こちらもシングル“Who”に入っていた1曲です。こちらもすごくいい曲。レビューは上のリンクからどうぞ。
7-“CATCH”愛する人への思いをつのらせる詞。“愛を手繰り寄せ 真実を捕まえてみろよ”という詞がすごく印象的。力強い演奏が意志の強さを表してるよう。サビ前のメロが好き。

●152.レミオロメン『HORIZON』(2006/05/17)3045円。初回盤。
HORIZON
レミさんは妹ちゃんが買ってきてくれるので私は出費なし。タワレコでは抽選会をやっていたようで、妹はタオルをゲットしてホクホク顔で帰ってきました。けっこう大きめでスポーツタオルくらいありますよ。青地にHORIZONとremioromenの文字。レミさんが大大大好きな妹ちゃん。夏の山梨行きを本気で検討してるようです。私もついて行ってあげるーと易々といえればいいんだけどね。まだ予定(ジャニ)がはっきりしないので(苦笑)
まだしっかり聴けてないのであれですが、一聴して気にいったのは・・・1-“スタンドバイミー”(前にPVも見たけれど、曲にぴったりな感じだった。今にも飛び立ちそうな。ストリングスがヤバーイ。)5-“シフト”(テンポ速め。ファルセットがよい。)、6-“傘クラゲ”(シンプルながらもドラマチックな展開を見せるラブバラード。鍵盤もよいし、途中の歌うようなギターのメロディがいいなぁ。前田さん曲。超オススメ。)9-“明日に架かる橋”(今CMでいっぱい流れてるこの曲。レミさんの新境地だね。ピコピコいってるよー踊りだしたくなる。染まっちゃいな。)1番のお気に入り曲は“傘クラゲ”かしら。ぜひぜひ聴いてみてください。