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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

カーネーション@クアトロ。

☆9月9日(日)カーネーション:東名阪ツアー2007 "夏の夜の夢":心斎橋クラブクアトロ:69番:【18:10-20:40】

今回は妹の頑張りでなかなか整理番号がよいため開場前に到着。いつも並ばされる階段が閉まっており、人が溜まり出してから開けてましたけど。けっこうグダグダ。ロックというこの上ない整理番号をいただきまして、早々とクアトロ内へ。イスに座って鑑賞♪前回は西池さんが見切れる場所だったんですが、今回は誰も見切れず。なかなかナイスな席で鑑賞させていただきましたよ。で、物販ですが、7インチシングル、バッジ2個、西池さん鳥羽さん所属のバンド tamacowolds(タマコウォルズ)のCD-R、そしてちゃっかり10月発売のライブアルバムの予約を済ませ直筆サイン入り生写真(笑)を頂きました。結局Tシャツは買わず。妹はカレッジ風のTシャツをゲットしておりましたよ。
以降ネタバレします。気をつけてくださいませ。

いつものシナトラSEでメンバー登場。直枝さんは黒いシワ加工シャツ(前ボタン3つも開けてるぅ!びっくりした)に黒ハットwith缶バッジ、髪の毛は伸びててウェーブ。大田さん、エスニックな茶色のシャツにセンタープレスの効いたパンツ。矢部さんは黒ニット帽に黒シャツ、サングラス。西池さんは白シャツに黒細ネクタイ。渡辺さんはボーリングシャツみたいなの着てたっけ?すごい曖昧ですいません。
01.Super Zoo!
シナトラに電子音が重なっています。もしやこれはと思ったらやっぱりそうだ!Super Zoo!始まりはなんか意表をつかれた感じです!ボーカルにはリバーブをかけて。客席上方のミラーボールがキラキラ回っていて、曲とは裏腹にすごく華やかなオープニングでした。
02.One Day
最初の矢部ドラムのリズムを聴いて心臓が飛び出そうになりました。ま、まさかこの曲を〜!!これ西池さん推しの1曲だろうか。それともカネさん自身の選曲か。気になるところですが。ムサシノEP収録の名曲“One Day”です。どぅあいすき!な1曲。なんかほんとのっけから意表つかれまくって、かなりレアな楽曲が飛び出してきそうな予感が。ギターソロは西池さんが、大田さんはコーラス。“パパパーパパーパーパーパーパー”のコーラスがよい。ほんわか。直枝さんはひじょうにまったり優しく歌っていて、聴いてるこちらは時間がゆっくり流れているような感覚に。すげーよかったです。
03.Butterfly
オリジナルの繊細で上質な感じはどこへやら、こんなにダンサブルで踊れる曲だったっけなぁー。リズムに合わせて体がうねるうねる。気持ちよい。最後の直枝フェイクがたまらん。
MC1
『昨日は名古屋で、大阪でのライブは1年振り。今日はいっぱいコアなところを聞かせます。いっぱい修行してきました(笑)』と直枝さん。そしてメンバー紹介へ。『早くない?昨日より早くない?』大田さんに突っ込まれてましたけど(笑)まずはシュンちゃんこと渡辺シュンスケさん。直枝『最近、どんな本を読んでますか?』シュン『島尾敏雄さんの「死の棘」という本を読みまして、その小説の舞台に行ってきました。それをその島?の人に伝えたらビックリされて、自殺しに来たのかと思われたんですよ』みたいなお話を。直枝『シュンちゃんはスタイルといいルックスといい好感度です。』と皆さんに紹介してました。お次は西池さん。直枝『淀川で産まれたの?』西池『違いますよ、大阪じゃなくて綿密に言うと兵庫県なんですよ。』直枝『淀川で練習とかしてたの?』西池『淀川ではしてないですけど・・・淀川のすぐヨコの・・・中津の・・・なんだっけ・・・』とスタジオ名が出てこない様子。そしてちょこっと西池バンド “タマコウォルズ”の宣伝してました。ゆかいなバンドですって言ってたかな。
お次は大田さん。直枝『今日はシャツに自信がないそうです(笑)腹が余計に大きく見えると(笑)』大田『店でこのシャツを見つけておぉ!これはいい!ライブ向きだ!と思ってキープしたんですよ。でさっき初めて着たら・・・(笑)』みたいなね。この2人の掛け合い好き♪そして矢部さん。直枝『矢部くんはソロアルバムをMUSEMENTとして出してまして。』矢部『わけのわかんない人がCDを出しまして。深くお詫びを申し上げます。』となぜか謝ってました(笑)直枝『CDの詳細はのちほど矢部君のおしゃべりコーナーで』ということで最後に直枝さん。直枝『直枝でした。(笑)直枝でしたってつい言っちゃうんだよ。今回はえぇー?という曲がけっこうありますので。』とのこと。すごく楽しみです。

04.幻想列車
夏の終わりということで、この曲と“Low Pressure”あたりが来るんじゃねーかと妹と言ってたんですが、きました幻想列車。オレンジの夕暮れな感じのライトの下で轟音幻想列車。聴いてるだけでトリップできるくらい酔えるサウンドでした。アウトロのKeyが良かった。
05.Lady Lemonade
矢部さんのタカタカドラミングで来た!!って感じです。さっきの幻想的な雰囲気とは180度変わって明るいライトの下ごきげんチューン炸裂。空がカラッと晴れ渡るような清々しさが♪この曲でもかけまわるようなKeyのメロディーがすごくよかった。“きみの愛のかたち 忘れないで”このフレーズがすごく心に残りましたわ。この詞もすげー好きなんですよ。アメンボーレインボウとかMusic on!とかね。

MC2
直枝『去年の8月から映画をとってまして。AXのライブまでをドキュメンタリー風に撮ったものが完成しました。ようやく公開にふみ切りました。爆音上映会開きます。』とのこと。東京、名古屋は決まってるそうですが、大阪はまだ場所未定だそう。直枝『そして10/3に「The Sounds of ROCK LOVE」というライブCDが出ます。今日予約していただくと、サイン入り生写真がもらえます。いかがわしいものです(笑)』大田『生写真って何が生写真なの?ツルッとしたやつ?』直枝『焼き付けた写真を、そのまま切って・・・(と説明)』大田『ふーん、あぁそういうことか。じゃぁ写真はネガから・・・まぁいいや』と途中で放棄(笑)直枝『本を書いてまして。11月にでます。“宇宙の柳 たましいの下着”という音楽本です。』詳細はこちら→http://www.boid-s.com/information/235.php。直枝『10月3日発売のアルバムにも収録されている新曲で映画のエンディングテーマでもあります。矢部作曲、作詞は私がやりました。』といい夏の夜の夢へ。
06.夏の夜の夢(新曲)
やたらと艶っぽい直枝VOにメロメロになりました。大田西池のコーラスも◎。Cメロからギターソロのところとか、かけ上がるようにサビにもどるところとかすごいグッときました。歌詞もなんか幸せでありますように的な感じですごくいい楽曲っぽい。楽しみです。

MC3
直枝『今日はほんとに盛りだくさんの内容になってしまってすいません。それというのも、西池くんがリクエストしてきて・・・・・すごく難しい曲とか・・・・・一回もやったことない曲とか・・・・』とボソボソ言う直枝さんがかわゆいです(笑)西池『それは違いますよ!』と西池さん穏やかに反論モード(笑)西池『ツアーの曲あがってますかとマネージャーさんに連絡したら、「今詰めてる段階です。西池さんもなんかやりたい曲とかあれば。」とメールに書かれていて。何もかかんと返信したらあれですから、こんなん聴けたらいいなぁというね、10曲を軽い気持ちで書いたんですよ。そしたら10曲中6曲当選しまして(笑)でもライブで聴いてみたいけど弾くのは俺やと(笑)』直枝『俺達もいい経験してるよなー。西池くんがやれ(強調笑)というので。今日の目玉の一つですね。聴いてください。』
07.No Goodbye
いやー、いやーはやー。もうサプライズだわ。西池さんありがとう。採用したカネさんありがとう。めっさ嬉しいんですけど。涙ホロホロです。この曲はすごく難しいそうで、言ってた通りギターもめちゃ難しそうでした。なんか言葉の一つ一つ、サウンドの隅々まで耳を凝らして聴いていました。泣きメロに心酔。ラストへの盛り上がりがもう。たまんないわ。よかったです。
MC4 矢部くんのおしゃべりタイム(by直枝さん)
矢部『販売グッズ制作部からやってきました。』と会場の笑いをさそいつつ。矢部『MUSEMENTでアルバムを7月にプリッとだしまして(客席笑)昨日と全く同じこと言ってるんですが、台本通りですいません。』と。矢部さんっておちゃめで面白いけど口下手だからあんまりしゃべんないんだなぁと妹と言ってました。でグッズの紹介を。矢部さんが『マウスパッドです』と客席に見せたんですが、まったく反応がなく、矢部『静かですね・・・』と(笑)そしたら大田さんがマウスパッドを持ってお客さんに見せて回ってました(笑)矢部『今日はMUSEMENTの曲を無謀にも生演奏でやります。スペシャルゲストとして安藤裕子さんが来てくれてます・・・嘘つきました(笑)』私もつい『えぇー???』と声にでてしまいましたが、客席も一瞬かなり沸きました(笑)ほんとお茶目な人だわー。
08.Surfergirls & Heavenly Reverb (MUSEMENT)
いやー、めっさカッコよかったですわ。ギュインギュインのロックインストナンバーでした。けっこう美ポップよりのアルバムかと勝手に想像してましたが、こんなに痛快なナンバーもあるんですね。というかこういうのばっかりですか?これは、買わないといけません。Keyやギターがまるで歌っているかのようなナンバーでした。よかったです。
MC5 
サングラスをかける大田さん。ボブディランボブディランと囃し立てられてます。大田『駅のホーム(?)とかでわざわざ「ボブディランさんですか?」って言ってくるのこの人(直枝)しかいない(笑)』直枝『大田くんは今日は歌を歌ってくれて非常に助かります。これから増やしていきましょう。でやりたいと言ってきた曲が地味で・・・もうちょっとアップな曲をと言いたいんですが、どうしてもこれをやりたいと。オリジナルアルバムにも入ってないレアな曲です。曲名はあえて言いません。とりあえず新曲だと思って(笑)聴いてください。』
09.OH MY GOD!(大田 vo)
レア曲ってなんだー?と思ったら、私も知ってる曲でした。ベストSPY FOR THE BANDとアナログLOVE SCULPTURE IIに収録されてる1曲。えぇ、地味じゃないですやん直枝さん!!いいやん♪コーラスは直枝さんと西池さんで。ラストのサビ前のコーラスが重なるところがたまらん。
MC6
直枝『今度10月にミナミホイールで弾き語りをやります。場所は未定です。12月9日には三宮クラブ月世界でソロ公演をやります。じっくりと宇宙フォークを聞かせます。次の曲は弾き語りということで。これも西池くんがやれというので・・・練習はほとんどしてません。大学時代、高尾山の校舎の裏の裏にある小さなダムで裸で泳いでたんですよ。大学時代の思い出が歌になって。その校舎も壊されて、跡地を見に行ったらできた曲です。カーネーションはこのままなら行ける(売れる)んじゃないか??って時にリリースして、その流れがストップしたという。公開してます(笑)本当は、B面のDriveをA面にしたかったんだけどね・・・誰のせいにしてるんでしょう(笑)』この話は初めて聴きました。
10.グレイト・ノスタルジア
なんと直枝さんと西池さん2人でエレキ2本での弾き語り。こんなの初体験だわぁ。赤ライトの下で実に幻想的なグレイトノスタルジア。Voもリバーブを効かせていて、めっさノスタルジーな世界感でした。こんな見せ方もできるんだと圧倒されました。ほんとに2人とも素晴らしいギタリストですね。すごくよかったです。
MC7
直枝『今日はいっぱい言うことがあって・・・ムーンライダーズの鈴木さんっていう僕を音楽の世界にひっぱってくれた人が居るんですが、彼と1985年頃にやっていた政風会が20年ぶりに再結成しまして。1stアルバムを作ってます。10月に発売されます(10/26)。他にはコレクターズの小里くんとタマコウォルズの中原さんも参加してくれてます。小里くんはねぇ・・・彼と会うとシャツのボタン3つ開けたくなるの。なんでああやって開けたくなるのか。こっちも開けてみたくなる。だから今日は3つ開けてみました(それでか!!笑)』いつでもどこでも小里さんはシャツボタンあけてるらしい(笑)僕はボーボーじゃないからみたいなことも言ってたカナ(笑)確かに・・・白くてつるんだよね。あの白肌にはついつい目が言ってしまいます。今回シャツの胸元に何回目が行ったか。ふふ。で、直枝『ここからはつっぱしるんで。』といって・・・

11.学校で何おそわってんの
うわー、この曲ってこんなにかっこよかったんだってのを再認識。ライブで聴く迫力ったらないね。妹と2人でいいわーと感動&圧倒。ハネハネリズムに心も体も踊る。大田さんもすごく入ってましたな。ワァーーーーオーー!!と直枝さんの雄叫びもよいよい。最高にロックでイカれたナンバーですね。
12.たのんだぜベイビー
学校で何おそわってんのから間髪入れずたのんだぜベイビー。ひょうひょうと歌い上げる直枝さんがこれまた良い感じ。ラストで直枝ギターソロきたー!!
13.Garden City Life
妹に思わず肘でつんつん。喜んでました。なんかいつもよりテンポ速いような気がしましたが気のせいかしら。すごいロック色の濃い仕上がりでした。“そしてかたつむり・・・”のところの直枝VOは激しい!!めっさカッコイイ。何回聴いてもやっぱり名曲だ。
直枝『次の曲は大阪だけの特別曲です。ここからはどっかイッちゃうような曲ばっかりですから。』客席『ひゅーいぇーい』みたいな声があがり、直枝『変態か!!』と言ってました(笑)
14.シケイロスのように
いやー、今回1番よかったのはこの曲じゃないでしょうかね。妹も大絶賛してました。なんだよこの荒ぶる魂炸裂なボーカル!!なんだこの野太い重厚なサウンドは!!マジde痺れました。2コーラス目最初のドラムとかもヤバイ。
15.Angel
そしてAngelへ。シケイロスの次によかったのはこのAngelかな。妹がなんかテンポゆっくりだった?と言ってましたがそうかな。赤ライトの下で熱唱する直枝さんが目に焼きついてます。すごいよかった。
16.Paradise Express
もう体を動かさずにはいられなくなる1曲ですよねぇ。“いつでも〜ズタズタにしたのさ”のところがもうたまらん。とくに“のさ”。ぎょえーってなる。惚れる。直枝さんに惚れちまったよ。
17.ヘヴン
パラダイスときてへヴンってか!もう轟音ギュイーンギュイーン重厚感たっぷりのサウンドにたゆたうようなヴォーカル・・・・完全に昇天でございます。ライブ終焉にはもってこいの1曲ですよね。名曲。
メンバーがありがとうとステージを去ります。この時点で約2時間弱。アンコールの拍手。
EN1
18.やるせなく果てしなく
3人が出てきて3人でのやるせなく果てしなく。紛れもない名曲。3人でもこの音の厚さにはほんとに驚かされます。直枝さんのファルセット炸裂曲ですよね。心酔。妹もすごく聞きたがっていた曲。喜んでました。
19.Runnin' Wild
渡辺さん、西池さんと。めっさんこグルーヴィンでかっこいい曲でしたね。最近聴いてなかったもんで。2コーラス目は大田さんがVoをとってましたよ。そしてちゃんと皆さんの見せ場を盛り込んだ素晴らしい1曲に。西池さんのソロとかすごい。渡辺さんもほんとに楽しそうに弾きはりますよねぇ。直枝ソロもございました。最後ツインギターの醍醐味のユニゾンに痺れました。ごちそうさまです。
20.夜の煙突
この曲を聴かないと帰れないですわな。盛り上がりも最高潮。言うことなし。直枝さんのお帽子が脱げましてね、やっと頭頂部見れたよ。すぐにかぶってましたが。脱いで髪振り乱して歌ってほしかったですね。大田さんはタイガースのマフラータオルを持ってました。そだ、大田さんはMUSEMENTのTシャツ着てましたよ。

EN2
21.スペードのエース
まさかのスペードのエース!!もう何も言うことはございません。曲最後に間髪入れず『どうもありがとうThank you!』と直枝さん。こちらこそサンキュですわ。最高に温まって帰路につけましたよ。最後に矢部さんが大田さんの汗を拭いたタオルを客席に投げ入れる真似をしててうけました。やっぱりお茶目だ。
EN3
挨拶
SEで夏の夜の夢が流れてました。そのあとに大田さんと直枝さんのみ出てきてくれました。というか矢部さんはトイレ中(笑)直枝『ほんと、みんなおかしいよ!!!これ以上やるとゲロ吐きますから!!』といって、去っていきました。

今回は宣伝事項が多くて、MCがはんぱない感じでした。1〜2曲やってMCというのは、なんとなくちょっと・・・な感じも。ライブって流れで聴きたいもんなんですけども。でもちゃんとそのエピソードなんかも語ってくれたり色んな話が聞けて、それはそれでいい形だったのかなと。最後にちゃんと流れで聴けるところがありましたからね。今回は意外な選曲もあって、すごい実りある感じでした。妹がついていけるかと冒頭は心配でしたが、One Dayとヘヴン以外は全て知ってる曲だったようで。おぬしなかなかやるな。ふふ。次も絶対いく!!と行っておりますよ。相方ができて嬉しいです。ソロライブは少し遠いですが、足を運びたい・・・というかソロと政風会のライブって2夜連続かぁ。ミナミホイールの方行くかなぁ。楽しみがいっぱいで待ち遠しいです。お金をためてくださいと言ってましたね。頑張ります!