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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

カーネーション「1994〜2004 and NOW!」

2004年9月18日『CARNATION IS THE GREAT R&R BAND!』ACE OF SPADE at大阪バナナホール
待ちに待ったカーネーションのライブ。95年に彼らの音楽と出会いつつも、97年〜2002年というとてつもなく長いブランクがtomobrickにはあった。今から思うと残念でならないが・・・幸いに昨年カーネーション熱が再燃したため、今夜、初生カーネーションとなった♪(昨日は仕事でいけなかった泣)
自信ないけど、家に帰って自分の中で曲順を整理してみて・・・全21曲(??)かな。ここからはライブ終了後に帰りながら、自分の記憶を辿ってメモをしたものを元に書きます。なんか年々記憶力が・・・って感じのtomobrickですが。間違ってたら指摘というか教えてくださいm(_ _)m
まず最初に、ひとつどうしても思い出せないのが“ハイウェイソング”をやった順番(汗)誰か教えて〜。
初めてのバナナホール。あんがいすんなりと会場に到着。仕事の都合で行けない恐れもあったので、なんとか前日にチケットをゲット。もちろん整理番号は悪く・・・最後から数番目。中に入る。すべてオールスタンディングと思っていたが、座るスペースがかなりあって、ちょっとびっくり。自分なりに楽しみたいスタイルで楽しめるのでいいかも〜。tomobrickは座って見るというもどかしい事はできない性なので前に。最後の方に入ったものの、前は空いており、真ん中、前から4列目あたりで開演を待つ。直枝さんも大田さんも矢部さんもばっちり見える場所だ。
18:40分頃?渋い、洋楽のSEと共にメンバー登場。
●スペードのエース→いきなりの最新シングル始まりだったのでちょっとびっくり。
●ROSE GARDEN
●直枝氏MC→こんばんわカーネーションです。みたいな軽めのMC。たくさんの人に来てもらって嬉しい的なことを言ってた。今回のツアーの主旨を話す直枝さん。ベストアルバムからの選曲を主にするとのこと。昨夜は1枚目から、今夜は2枚目から主にやると説明。そしてLOVE SCULPTUREからと言って・・・
●FUNNY→ラウドでうねるようなベースラインがたまらなく気持ちよかった!!ドラミングにも圧倒された。シャウトもたまらなくカッコイイ。
●Something's Coming→GIRL FRIEND ARMYからきましたぁ!って感じで嬉しかった。この曲大好きだ。
●ハッピー☆アンラッキー
●LEMON CREME→この曲はぜひライブで聴いてみたかった1曲。この気だるいような直枝氏のVoと歌詞がとっても好きだ。原曲よりもかなりロケンローな仕上がりだった。カッケーと思った。
●直枝氏MC(長め)
アコギを片手にポロロンと時折弾きながらのMC。21年目という実感はあまりない。21年で12枚という少ないアルバム数(笑)その間なにをしてたのか?でもレコード会社の移籍とかいろいろあったなぁ…と。今日は1994年以降のお話。「天国と地獄」が出た時は、どう評価したらいいかわからないなどと周りに言われてそこでけっこうフラストレーションがたまったりもしたと。批評と戦ってた〜俺だけかな?と直枝氏。明るい曲もあるが、やはりどこか内向的な面も持ったアルバムだったと。それから徳間を離れて・・・コロンビアに。その契約のブランクの間のやりたかったことがいっぱい詰まってて、音楽がまた世に出せて嬉しいという喜びで作られたのが「EDO RIVER」だと。当時聞いていたヒップホップの要素とかも入れてみたという話。「a Beautiful Day」の時は全国のFM曲でIt's a Beautiful Dayがフューチャーされて、とにかく地方プロモーションで忙しい日々だったと。日本で何番目かに忙しい男と言われたとかなんとか(笑)「GIRL FRIEND ARMY」を作った時は、もうどんどん曲が湧き出るようにでてくるような状態だったそう。世の中で聴いてくれる人がたくさんいるんだということを知り、ここらへんから、批評をあまり気にしないようになったと。自分たちの好きな事をどんどんやっていこうという気持ちで作っていたと。「GIRL FRIEND ARMY」の時はレコード会社もかなりカーネーションをプッシュしてくれて、東京の街にカーネーションの大きな看板があちこち立っていたらしい。直枝さんのお父様もご覧になったようで・・・「あぁ〜まぁくん」と言ってたとか(笑)プッシュしてくれたものの、「booby」の頃には、カーネーションってどうやって売っていったらいいんだというレコード会社の声もあったり。また悩み迷い様々な紆余曲折の中で作ったので明るい曲もあれば内向的なものもあるというのが「booby」の中に表れてると。「Parakeet & Ghost」はコンセプチュアルなアルバムで、天国と地獄の延長線上にあるって言ってた(多分)自分たちの好きなものを音にしてこうという気持ちが強かったと。ビートルズホワイトアルバムに刺激されたり、コラージュの面白さに気づいたと言ってた。「LOVE SCULPTURE」も内向的なアルバムだったと。当時の気持ちがやっぱりアルバムによく表れてると言ってた。「LIVING/LOVING」では3人になってどうしようという苦悩がかなりあったそう。でもはいつくばってでもロックをしようという3人が今残ってると思うと直枝氏。これからも何歳になってもロックをすると思う、よろしく的な事を最後に言ってた。やる機会がなくてやっていなかった曲をやりますと直枝氏。曲名は言わない方がいいかな・・・と弾き始めるが、もう一回やらせて、と言い、「サンセット・サンセット」という曲です。と紹介。
●サンセット・サンセット→胸に染み入るってこのことだ・・・って感じた。
●60wはぼくの頭の上で光ってる →4人目のメンバーの登場です拍手。カシオトーンくんがなり、おぉぉこの曲か!!!て感じだ。やっぱりかわいい曲だ。
●大田氏MC→ベストアルバムのジャケットを見て自分の顔がない?と必死で探したと大田さん。話し方がかなり面白い。大田さんはかなり愛聴しているみたいだ。すると隣から直枝さんがすかさず、大田さんはヤンキーみたいに車でガンガンの音量で聴いてると暴露。音を上げないとベースが聞こえないと大田さん(笑)そこから、ボンタンやらアイパーやら学生かばんをぺしゃんこに潰してたなどの青春話が(笑)今朝、賛美歌で目が覚めた、覚めさせられたと大田さん。直枝さんも横で笑ってる。なんと昨日泊まったホテルの真ん中が吹き抜けになってて、そこに結婚式場があるらしい。今日はいい日どりなんでしょうか?もう何回も結婚式をしてましたと大田さん(笑)廊下に羽根が落ちてまして・・・たぶん吹き抜けの上から落ちて来るやつで、それが廊下にたまってて・・・何を言いたいかというと・・・羽、、、、天使、、、
●ANGEL→やっぱり、この曲はまぎれもない名曲だと思う。歌詞をかみ締めながら聴いてると涙出そうになった。
●アンブレラ→ひょえー!!!この曲もかなり大好き曲。真ん中に台が置いてあり、そこに直枝さんが乗り、ギターをかき鳴らし客を煽る!!!ライブで聴くとカッコよさ倍増。かなりtomobrickのボルテージも上昇。
●SUPER ZOO→新曲ですといって演奏。この曲もガンガンのロックなナンバー。今のカーネーションの勢いそのままの曲だと思った。
●ハイウェイソング→ここら辺じゃなかったです?違う?違うかな・・・でもLEMON CREME以降ってのは絶対なんだよな・・・思い出せない。ごめんなさい。この曲もかなり大好き曲なので、かなりテンションがあがった。
● MOTORCYCLE & PSYCHOLOGY→イントロでは何の曲か分からなかった。コーラスはあんなもんでしょうか?あんなもんか・・・合わせにくそうと思った・・・
●ダイナマイトボイン→この曲も聴きたかった1曲。ライブでは定番なんでしょうか?いやぁ〜盛り上がったし、跳ねたし、カーネーションの3人がとてつもなくカッコよく見えた瞬間だった。最高。
●OOH!BABY→ダイナマイトボインから、またガンガンに飛ばして行くのかと思いきや・・・いきなりこの曲のイントロ。よくパッと切り替えれるなぁと感心。そういえばLIVING/LOVINGからの曲は初めてだ。かなり気持ちよくカラダを揺らして聴いた。・・・今日はありがとうといい・・・ステージを後にする3人!えぇ〜もう終わり??って感じだった。
●アンコール1→メンバーがすぐ出てくる。紙を片手に告知を始める直枝さん。ライブでこんなにきっちり告知をしているアーティストは初めて見たかも〜。真摯で好感触。とにかく九段会館にきてくださいと何回も言ってた。あとは京都でライブやるかも?的なことと、ミナミホイールに出演とのこと。場所は某クアトロと直枝さん(笑)あとはファンクラブの話。会報はミュージックマガジンよりも充実してると(笑)ニューアルバムのSUPER ZOOは初回盤はCD+DVD27分?(レコーディングの様子とエイベックス以降のPV)で出るとのこと。
●十字路→tomobrickの中でかなり今熱い曲なので生で聴けて嬉しかった。
●告知忘れと言って、アルバムがCDで出るという報告。昨日avexCCCDはアーティストごとの選択性になると発表したとのこと、もっと早く言えよと直枝氏。ア○?○鹿?が!的な発言を小さくされてた直枝さん。直枝さんもCCCDについてもどかしく思っていたんだなぁって事が分かった。。。そして、怒りを込めてと言って・・・
●EDO RIVER→怒りを込めてってどんな激しい曲をやるんだ?と思ったけど、EDO RIVERだった。やっぱりこの曲をやらないとって感じでしょうか。1994年からのカーネーションにとって最重要曲だもの。
●夜の煙突→いやぁ〜かなりの盛り上がりようだった。跳ねる跳ねる。歌う歌う。楽しかったなぁ。
●アンコール2→南海ホークスのキャップ被った直枝さん。???なんでかな???と思ったけど、今のプロ野球のゴダゴダへのメッセージかな?
●クエスチョンズ→各メンバーソロの時にメンバー紹介をしてた。
●やるせなく果てしなく→この曲もかなり嬉しかった。名曲だなぁ。またまた、ちょっと感動を覚える。
●It's a Beautiful Day→この大阪の地でもかなりフューチャーされていた、この曲をラストにチョイスするとは、色んな気持ちがこもっているのかなと勝手に詮索したりして。
腹の底まで響いてくるようなグルーブと力強いロックンロールが終始奏でられていて本当に心地よく楽しかった。3ピースとしてどのように昔の楽曲をやるのかな?という期待と少しの不安が初めて生で聴く側としてあったのだが、何も問題なかった。素晴らしい、余計な飾りなど一切ない、3人の魅力が凝縮された、カッコイイステージだった。。。カーネーションはCDの中でも、聴き手を満足させてくれるアーティストだが、ステージ上でも、満足させてくれるアーティストだってことが分かった。今回はもう全編ロケンローな構成のカッコイイライブだった。今の彼ら3人が作り出す音楽を最大限に堪能できるライブでもあった。まだまだライブで聴きたい曲が山ほどあるので、次の機会が楽しみだ。九段会館・・・行けそうにないなぁとかなりションボリ気分だが・・・次回の彼らとの再会が楽しみでしょうがない。最後に・・・カッコよく、素敵な時間をありがとう。

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