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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

冬のユリゲラー第1話。

翼君が座長をつとめる今回の劇団演技者。『冬のユリゲラー』。関西では3週遅れの放送です。ヨーロッパ企画のオリジナルの作品を知ってるだけに、フラットな状態で見れないのがちょっと残念な気もしますが。
第1話は簡単に言うなれば、カフェ・ド・念力にやってくる常連エスパーたちがクリスマスイブに繰り広げる超能力発表会。1人2人とエスパーが集まってきて、他のエスパーやマスターの前で自分の超能力を披露するのです。最終的には6人のエスパーが集うことになってるんだけど…という感じ。
翼君の演じるカケイは透視能力を持つエスパー。(ちなみに翼君の衣装は黒いジャケットにオレンジのパーカー下はデニム。)そしてバイトの先輩のエスパー、ミヤケを連れてやってきてます。オリジナルの方では実はカケイが先輩なんだけどね。まぁキャスティングで大人の近藤さんを持ってこられたらねぇ、翼君はどう見ても後輩になるしかないねぇ。ミヤケはテレパシーを使えるエスパー。他にも常連イデはサイコキネシス。途中やってきたカワオカはこれまたサイコキネシス。そして第1話最後にやってきたコヤマはテレポーテーションという感じ。
ヨーロッパの面白さって、会話だなぁって思っていて。何気ない会話、それも近しい人同志の会話なんだけど、その言い回し(〜ですね、〜ですかね、といった謙虚な言い回し。)というか、独特の間があって面白いの。あとちりばめられた小ネタね。クスッと笑える感じ。それからなんとも言えないグダグダ感とユルサね。逆にそれが贅沢に感じるのですよ。すげー。
今回はドラマ仕立てということだし、ちゃんと時間もきっちり決まってるわけで。会話のゆるさは残しつつもちょっとスピードを持たせて、すっすっすと流れていく演出がお芝居とは違ってよかったかなぁと思いました。けっこうtomobrickお気に入りのところ(前日にプチリハーサルをやったってくだりとか。マスターがコンビニでコーヒー豆を買ってきて今から挽くってくだりとか。)で端折られてる所もありましたが、その他の台詞はほとんどオリジナルと同じ。あのヨーロッパの独特の謙虚な言い回しもけっこう見られたりして、違う人が演じるヨーロッパ風味はこんな感じなのねってのが面白かったです。
それからお芝居だと想像するしかない場面が、ドラマだと映像になってるってのもやはり違いますね。個人的には映像で見せられるより想像する方が好きかな。そうそう、オリジナルではドラえもんだった所がパンダになってたので、おぉ〜他局だからねぇとか思ったり。あとゲームボーイが新しいものだったってのに時代の流れを感じました。
翼君の演技はそんなにヒヤヒヤはせずかな。ちょっと最初の方でカツゼツを心配してしまったけれども(笑)あと顔が半分髪で隠れて見えないのも残念かな。いやぁ、個性的な役者に囲まれてますからねぇ。なかなか体験できないことでしょう♪めいっぱい吸収できてたらいいなぁ。第2話も楽しみです。