blah blah blah

はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

アナログフィッシュ@心斎橋クラブクアトロ。

●1月15日(日)アナログフィッシュ:2005/2006“キッス・ジャパン・ツアー”これにて打ち止め〜:心斎橋クラブクアトロ:整理番号80番台(19:05〜21:20)
SEはなんか聴いたことがあるようなないような。誰だろう?Cakeですかね?違う?なんかすごい好きな感じです。何度も同じのがリピートされてたので覚えてしまいそうになりました。

そして、19時5分過ぎに暗転して、ヒューヒューみたいな客席の声が混じったLive音源が流れ出したんですよ。あれKISSだよね多分(間違ってたらごめんなさい。)。さすがだわー。ツアタイがキッスジャパンツアーなだけあるというかね!!そういう登場の仕方できたか!という感じ。でメンバーが登場しました。あれ??下岡さんがシャツってるYo!斉藤さんが短パンじゃないYo!健太郎さんがシャツの上にジャケット着てるYo!そればっかりが気になりましたよ(笑)どうしたのー?と思いつつ・・・佐々木さんは相変わらずの変っぷりで、レロレロしておりました(笑)でKISSの音源に混じってアナログフィッシュの音が重なってゆき、ライブスタートです。

01.リー・ルード
アルバムの1曲目からスタート。まさにオープニングにふさわしい1曲ですよね!!アルバムにせよライブにせよね。イントロからゾクゾクさせてくれるもの。これでテンションだだ上がりです。“リー・ルードッ”の掛け合いが楽しすぎます。この曲は途中のメロウな部分も聴き所ですよね。大好き。“エーデルワイス”の意味不明さも。


02.スピード
これまたアルバムの2曲目ですよ。大好き曲ですよ!!!“いぇえーい いぇええ〜”のところが最初の方はコーラスなしで佐々木さんだけだったのが意外だったというか。最後の最後でコーラスが入ってました。ライブならではの見せ方でしょうか。途中のユニゾンはほんと良いですねー。佐々木さんと下岡さんがステージ中央で向かい合って弾いてる姿が印象的でした。この曲では2番のところの下岡さんのギターのメロが好きすぎてしょうがないのですよ。その時はもうアキラスイッチ入れて凝視してました(笑)


03.紫の空
これまた(自分内)上位好き曲が!この曲もイントロからウガーってくるのですよ。佐々木さんのパワーもだけど“紫の空の色”のところのコーラスの綺麗さもたまりませんよ。


04.Hello★
イントロが長めでおぉ?という感じでした。それもギターベースが歪んだ轟音をだしててめちゃんこカッコよかったです。スパイラルのGardenを彷彿させるような轟音っぷりでしたよ。特にギターカッコよかったなぁ。『123Hello!』でおなじみのイントロがスタートです。曲が終わったと思ったらまたアウトロがあって、半音ずつ上がってくのがこれまためちゃんこカッコよかったです。また中央に寄ってお互いの音を確かめあうかのように弾く2人。とにかくHello素晴らしかった!!曲中ぱっと見たら斉藤さんのメガネがなかった!吹っ飛んだー!!それくらいの白熱でしたねー。


MC.
ここで斉藤さんがサスペンダーしてることに気づく私。気づくの遅すぎだ(苦笑)斉藤さんの服はピンクのギンガムチェックのシャツに白いパンツそしてサスペンダーです。佐々木さんは黒ジャケットをここでようやく脱いでおりましたよ(笑)下はいつものように白シャツでネクタイを。パンツもいつもの黒です。そして下岡さん!シャツが似合うのなんの。ちょっと袖が短めのシャツでした。下は縦にラメストライプが入ったグリーン?のパンツでした。頭にはいつものようにニット帽を。まず斉藤さんから『あけましておめでとう!』との言葉が(笑)昨日の名古屋公演では言うのを忘れちゃったそうで。今日はあと5回は言いますと斉藤さん。服装の事が気になると思うけど、後で言うことなくなってくるから後でいいますと下岡さん。そして曲へ。


05.Queen
なんだかCDで聴くのとは全然印象が違いました。すごいたゆたうような感じで聴いていて気持ちよかったです。サビコーラスの重厚さもいいよね。この曲は歌詞もお気に入りです。冒頭の“頭の中なら自由だ”って言葉が好き。この曲ではかなり低音がズシズシきたような感じがしましたねー。間奏のところとか。


06.いつのまにか★
CDで聴いてる時はそれほどピンとこなかったんですが、ライブで聴いたらすごく良かったです。なんというか、3人でこの曲をやっている姿がすごくよかったんですよ。あぁ、私アナログフィッシュが大好きだなぁ、ほんとイイバンドだなぁと思った瞬間でした。ギターソロとかメロのとこでは下岡さんがスイッチ入ってる感じで、気持ちよく弾いていてこっちもジーンってきたし、コーラスも重厚でほんっとに気持ちいいし、心に染み入ってくるってこういうことだなぁと思いましたよ。この曲終わった頃には佐々木さんのシャツは汗で透け透けでした(笑)♪すごい汗!!


07.月の花
佐々木さん熱唱でございました。この曲は自由すぎるギターのメロがお気に入りです。これぞアナログフィッシュというかね。


MC.
斉藤さんが『どうもこんばんは。アナログフィッシュのお兄さんです。』とか言ってて笑けました(爆)サスペンダー姿を見て仲本工事みたいと佐々木さん(笑)一瞬え?わからない?となった斉藤さんでした。一応ドリフ世代だけどーとか言ってましたが。で、佐々木さんがほら体操できる人だよねとか言ってて。あ、大きい人?と斉藤さん。大きい人はイカリヤさんだよと佐々木さん。いや、ほら高木ブーさんとかと斉藤さん。そこで斉藤さんが、でも横に大きいのは佐々木さんだよねと(笑)したら、下岡さんが『言い返してやれ!』とあのゆるーいテンションで煽ってて笑けました。反論することもなく、『すいません太って』と謝る佐々木さんでした。


08.アンセム(新曲・佐々木さん曲。表記不明。)
まぁいつもパッとしない、しょぼくれた毎日を過ごしてるわけですが、そんな日常を歌った新曲ですと紹介が入り、新曲“アンセム”へ。イントロの刻む感じのリフが印象的でした。“退屈な午後を変えたくて、ギターを持って歌いだす”という歌。佐々木さんの曲は“ギター”って言葉がよく(?)出てくるので好きだなぁ。自分の日常を歌ったということで、かなりストレートに伝わってくるいい曲でした。


MC.
佐々木さん曲明けに『良かったよ。背筋がピッと伸びる感じで。』と斉藤さんのコメントが(笑)今年に入って曲いっぱいつくってると言っておりました。早くやりたいとも。で3人でデモとか聞いたりしてますよ。とか斉藤さんが言ってて。したらお前は作ってないだろ!と下岡さん。そこはハッキリしとかないととか言ってて笑けました。


09.ハーメルン
何やら不思議な楽器が。(調べたら“ビブラスラップ”という楽器のようです。)それを冒頭に鳴らしハーメルンへ。この曲ってすごい中毒曲だと思いますよ。メロがすごい印象的だから頭をぐるぐる回って離れないんですよ。癖になる1曲。一気に異空間に連れて行かれたような感覚になりました。マイクも余韻が残るようなエフェクトがかかっててました。ほんと心地よい、アナログワールドが展開されてました。


10.ナイトライダー
不思議な異空間アナログワールドが続行です。斉藤さんが一番高いコーラス部分をやってるのだなぁ。いやぁほんとこの曲を聴いてると、なんだか3人が職人のように思えてくるのです。音の職人。途中の闇を突きぬくようなギターもカッコよかったです。そこから明になるような印象。弾いてる3人もとても気持ちよさそうでよいわー。


11.バタフライ
“アーマゾーンのバータフライッ”のところで斉藤さんのメガネが飛んでいかないかちょっとドキドキしながら聴いてました(笑)だってすごい顔“フライッ”のところで振るでしょ。


MC.
ここでやっとスーツの話に。最初佐々木さんが話してたんだけど、斉藤さんからダメ出しが出たので下岡さんが(笑)ミッシェルも御用達だったという梅が丘の並木洋品店にてオーダーメイドスーツを作ったそう。で佐々木さんは3kg痩せるつもりで作って見事痩せれました!と言ったもんだから、斉藤さんと下岡さんがブーブー言ってましたよ(笑)『見事痩せれた?今そういった?』みたいなね。目標は3kgだったみたいですが、そこまではいかなかったみたい。でも正月三が日に風邪で寝込んでたからそれで痩せたってのが大きいみたいです。


12.白黒ック
かなり自分の中でスイッチが入った瞬間でしたねー。あのイントロを聴いただけでスコーンと何かが突き抜けていって、思わずこぶしを振り上げちゃいました。大人しく見ようかしらなんて思ってたらだめですね。正直に身体は動くもんです。


13.LOW
そして、LOWきたー!!!もうこのイントロもほんとたまらないよね。自然と身体が動くもの。そして、斉藤さんメガネ吹っ飛んでた!!!それで白熱っぷりがわかるでしょうよ。ふふふ。


14.確信なんかなくてもいいよ★
ドラムが最初ループしてる感じでした。何やるか全くわかりませんでしたよ。で、なんだかヘンテコな踊りをしだす佐々木さん。そして、確信なんかなくてもいいよ!!!やったーやったー。テンションダダあがり。佐々木さんのサビ前の“どぅーーーーっ”がたまらん。頭真っ白になるくらいはっちゃけました。ほんと名曲ですよね。大好き。


15.BGM
お決まりの「Do you still need BGM?」「No Thank You!」で始まったBGM!!楽しい楽しい。やはりお客さんの盛り上がりようもすごかったですよ。


16.Town
下岡さんの「大阪の住み心地はどうですか?僕の住む町はこうです。」と言って始まったTownです。この曲はすごい中毒性があるのよねー。アルバムを通して聴き終わった後に口ずさんでしまうのは“Town”のことが多いです。コーラスの2人のみマイクにエフェクトかかってたような。この曲もアウトロがかっこよかったですよ。一旦静かになって盛り上がるみたいなね。そだ、この曲でも斉藤さんのメガネは吹っ飛んでました♪


MC.
斉藤さんが下岡さんに「よかったよ。」と一言(笑)MCの喋りだしはいつも斉藤さんだよね。それから今後のライブの告知を。GWにロフトでやる「ジョントポール」について。下岡さんVo曲オンリーで1日、佐々木さんVo曲オンリーで1日の2日間です。で、このネーミングについてのエピソードが。ビートルズ好きの佐々木さんが「ジョンとポールがさぁ」とよく言っていて。ビートルズに興味がない下岡さんは「ジョントポールさん」って人がビートルズにいると思ってたらしいですよ。でお客さんにジョンとポールの名前知ってました?と聞く下岡さん。もちろん皆知ってるーって反応。これ知らないと恥ずかしいと斉藤さんに?言われ、ちょっといじけちゃう下岡さんが可愛かったです♪ふふ。


17.僕ったら★
すごいドラマチックなドラミングでスタート。すごく強弱をつけたギターとベースにひきこまれる感じでした。熱演。佐々木さんのVoもけっこうエコーがきいてるかんじで音が残っていました。それがまたいいのよ。そして美しいコーラス。この曲最初はずっと斉藤さんのコーラスだけなんですねー。最後は下岡さんも入ってましたが。素晴らしい演奏でした。


EN1
18.行くのさ(佐々木さん弾き語り)★
アンコールの1曲目では僕が弾き語りをすることになってまして、スタッフにもメンバーにも何の曲をやるのかいっていないと佐々木さん。今日は皆さんに協力してもらって、手拍子をお願いしてと。でみんなで裏打ちの練習をしました。そして始まったのは・・・“行くのさ”だ!!!!いやー。ほんと聴きたくて聴きたくてしかたなかった曲でして。感無量でした。もちろんメンバーのコーラスとかはないんですけど、自分の頭の中では自然とコーラスが再生されておりましたよ。
で、曲が終わって、『アナログフィッシュのみなさんどうぞ。』との呼びかけに登場する斉藤&下岡さん。したら、『よかったらもう1曲やれよ。』といきなり振る下岡さん(笑)『いや、もうネタがない。』という佐々木さん。でもでも、観客にも押されてしまいもう1曲披露することに。休憩休憩といった感じでステージ裏に帰っていくメンバーが笑けるよー。


19.空に星が綺麗/斉藤和義のカバー(佐々木さん弾き語り)
この曲は18.19歳の時に聴いてすごく救われた曲です。といって歌いはじめたのは斉藤和義のカバー。いやー、まさか佐々木さん声で聴けるとは思ってもいなかったのでビックリうれしかったです。歌詞にジーンときましたよ。“あの頃の僕ら今人に頭を下げて 笑ってはいるけれど 目に見えない涙こぼれるね”ってところ。すごく沁みた。


MC.
佐々木さんが歌い終わりまたまた『アナログフィッシュのみなさんどうぞ。』と言ってメンバーを呼んでました。そしたら豆狸のいなり(わさび)をつまみながら斉藤さん登場ですよ(笑)あの白ストライプジャケットの下がチェックのシャツから水色のツアーTに変わってました。そこにサスペンダー(笑)その姿をみて、おもわず893かよと佐々木さん(笑)で斉藤さんは佐々木さんソロに対する感想を。すごいよかった、美声すぎるとベタほめでした。でもほんといい声してるよねー。私も佐々木声が大好きだよ。で下岡さんはというと『2曲もやりやがって』と(笑)それにはすかさず『あなたがやれって言ったんでしょ!』と返す佐々木さんでした♪でも下岡さんもすごいよかったよーと言っておりましたよ。


20.マジック(新曲・下岡さん曲。表記不明。)★
まだ1回しかやったことないので、優しい気持ちで聴いてくださいといってスタートした新曲“マジック”です。けっこう激しめのリフでスタートする曲で。サビ前にちょっとタメるところがかっこよかったのと、歌詞も“I miss you〜”とか歌ってて、なんだか今までの下岡さん曲とはちょっと違うような印象受けました。すごくよかったですよ。あと2回目だということで、下岡さんと佐々木さんがお互いの目を見ながら合わせて弾いてる姿がこれまたよかったです。


21.出かけた
最後はまたアナログワールドでしめるのね!という感じですよ。潔く終わるのもいいけど、やっぱりメロウなアナログワールドでしめるのも好きだなぁ。2番では佐々木さんのコーラスも入ってました。そして、この曲のドラマティックなアウトロ、大好きだなー。




EN2
22世界は幻
客電が付いて、ゆーみんの曲が流れ出したのでもうないかな?と思いましたが、彼らはまた出てきてくれましたよ!そして、客電をちょっと付けたままで世界は幻へ。お客さんは私も含めその選曲に沸いてました。シンプルなイントロと淡々としたメロから、サビでエネルギッシュに展開していくこの曲。やはり生で聴くのはいいなぁ。これまた佐々木さんのすごい熱唱でございました。心撃たれたわ。

全くタイプの違う2人の才能あるソングライターを抱えるこのバンド、そして3人ともが素晴らしいVoをとれる。すごい絶妙のバランスで成り立ってるんですよね。誰1人欠けてもこの音楽は存在しないんだなぁってのを直に感じることができたライブでした。3人でアナログフィッシュ。ほんと彼らは無敵で最強だなぁと思います。それから行く度に披露される彼らの新曲ですが、いつもいつもかなり素晴らしいのですよ。これには毎回ビックリさせられるというか。彼らの楽曲の持つ力強さを感じます。次の新譜が楽しみですよ。そしてしっかり聴かせてくれる半面、ゆるーいMCのギャップが面白すぎて。ナイスキャラだよねあの3人は。ますます彼らのことを好きになれたライブでした。次も行く!!