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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

昭和島ウォーカーみてきたー。

☆11月28日(金)昭和島ウォーカー:シアタードラマシティ:18列ど真ん中:19時公演。
見終わって妹と私の口からでたのは「上田さん天才」。めちゃ笑って楽しい舞台でした。いやー久々に見たヨーロッパの面々がいい意味で変わってなくて、冒頭はかなりニヤニヤしながら見てしまった(笑)やっぱいいよなーあのくどい言い回しとか悪ノリがすぎるとことか。あの雰囲気が大好きだ。ヨーロッパの舞台にすっぽりはまれるいのっちをはじめ皆さんもいい。というか上田さんそれぞれ役者のよい引き出し方するよなぁ。転球さんもっと暴走するかと思ったけど(笑)十分か?以下ネタバレ。パンフ買ってないので役名などほとんど分からずです。

まずは各役者さんのツボを。最後にストーリーを簡単に。
1番笑ったのは諏訪さんの「ふ、ふ、ふ、ふられたー」かなぁ。諏訪さん相変わらずぽちゃぽちゃでするめいかとマヨネーズ設定いいなぁ。ついつい諏訪さんの動き見ちゃうよ。
酒井さんは相変わらずの男前&いじられキャラ楽しい♪白スーツやりすぎ(笑)告ったあと頭はたかれたのは予想外のこと?痛そう(笑)
本多くんはCMとかでも最近見て変わんないなぁ。髪型もね。サブリミナル的になんでも疑ってかかるのが可笑しい。UNIVERSAL辞めてアサヒロボットに来た時四角だったとか酒井さんの美形に嫉妬するとこ楽しい。
石田さんも相変わらずの悪ノリ加減が楽しいね。オジサン3人でさ。仰々しい感じの言い回し好きだなぁ。
中川さん!美味しいね。あきらかに不必要な運搬係(笑)可笑しすぎて楽しい。京野さんの作業がおわるまで横に座ってるだけだよ(笑)
土佐さん、キンパ!中川さんかと思ったわ。まさか昔、京野さんをまわしたとかびっくり発言(笑)設定ですよ設定。
そして愛しの永野さん♪相変わらずヒョロイ体型だなぁとかほれぼれーとか邪念が・・・(笑)ロボット大好き新人くんの役。ラインの最後尾で目立ちませんが新人の本多くんとの2人の動き楽しい。京野さんに舞台そでまで追い詰められるとことかね(笑)最後の方では熱くロボットへの思いを語るのでした。最高の絡みは転球さんのスパナで眼鏡投げられるとこかな。爆笑。
転球さんは短髪だなぁ♪一人だけバリバリ関西弁。けっこう笑い誘ってたなぁ。途中けっこう汗拭ってたなぁ(笑)衣装青だからあんまり汗目立ってなかったけど。まさかロボットとは!ロボットって皆が知ったあと変な歩き方とかくるって回ってイスに座るとこっか転球さんぽいなぁと(笑)
中山さん、かわいらしいなー。久々見たけども。黒ぶち眼鏡もへした。顎下で手を組んで上の椅子からかわいらしく下見る姿よいよい。さりげなく松本さん好き発言おもろ。あとオイルをさすのいやだ、機械にひざまずいてるみたいだからーとかおもろ。
粟根さんぴったりだよ。ラインチェックのリポーター風ビデオ録り楽しい。去り際に面白いこというよね。従業員に怒るとこおもろい。
松本さん挙動不振だが何だかかわゆい。転球さんにコソコソ言われて動いてる時が何度かあったので何かあるなぁと思ったらやっぱり。腕取れたのびっくり。
京野さんは本来の柄に似合わない元ヤン設定。最後には工場まとめる姿が男前だった。
いのっちは思っていたまんまの人でしたなぁ。いい具合に馴染んでましたよ。放浪の旅に出て戻ってくる映像かっこよい。お父さんと2役。ブルースリーなオレンジつなぎ。何かと壊して災難を呼ぶも偶然にも工場はいい方向に向かっていく。ある意味救世主。
舞台装置お金かかってましたー。雑多な小道具類はヨーロッパらしいなぁと。

ストーリーは・・・ユニバーサルという大きなロボット工場の下請けをやっているアサヒロボットが舞台。先代の社長が自殺し、工場を取り仕切るマネージャー(粟根)の元、ロボット作りに励む?工員たち。でもでも、もんのすごい効率が悪い。機械から機械へは手で運んだり、2つにブツ切れたラインの間を運搬係が運んだり・・・www。月に1回のラインチェックでは、支配人が張り切ってビデオを回します。舞台後方のスクリーンにラインチェックの映像が映し出されますが役者紹介をかねてましたよー。さすが。
ぶつ切りのラインでマイペースに仕事をやる工員。あまりやる気も見られず、定時にはちゃーんと帰っております。で、そんなだらだら仕事をしていると、不良品も出てくるわけです。ユニバーサルの社員(酒井)が工員たちをお咎めに来るんですが、男前の社員の背中にタール?を塗りつけたり、いたずらが過ぎますww 塗ったのは実は工場長(中山)だったりwww ユニバーサルの社員に土下座するのが板についてきたマネージャーは酒を浴びる日々。その時先代社長(いのっち)の自画像が動き出しマネージャーとお話したりするってのもあったり。で、その社長の亡霊?に、各国を放浪していた息子(いのっち)がアサヒロボットに帰ってくると告げられるのです。夢だと思っていたのに翌日本当に息子が帰ってきたから大変。(帰ってくるときの映像かっこよかったです。だんだん工場に近づいてくるみたいな。)今でも運搬係がいるくらいに人があまってるんだから仕事の取り合いですww でもその息子が仕事をすると・・・機械にマヨネーズを入れてしまったり、ラインにロボットがたまりまくって、コンベアーが故障したり、災難ばっかり。でもそれをキッカケに、それぞれがアイデアを出し合って流れるような製造工程を作り出すことに成功したり。思いもよらない救世主に?! 
いろんなごたごたを通して、それぞれの工員がもついい面(技術面もかなりあることがわかった)が見えてきた息子は、かつて父親が作っていた2足歩行自販機であるヒューマノイドをまた作りたいという夢を語るのでした。しかし、工員たちは誰しもそれをバカにして大笑い。それもそのはず、かつての2足歩行ロボットは色んなところにぶつかったり、こけてしまったり、失敗をしながら自分で学習して成長していくロボットだった。しかし数年前、人間さまに危害を与えるようなロボットを作ってはいけないという新しい法律ができたのだ。父親が作った自己学習型のヒューマノイドではその法律をどうしても破ってしまう。今のご時世かつての2足歩行ロボットを作るなんてバカらしい、今は人に危害を加えない、固定型のロボットを作るのが時風なのだと。しかし、その夢を諦めきれない息子。工員たちがアサヒロボットに就職したきっかけやロボットたちへの思い、2足歩行自販機との思い出、ユニバーサルへの敵対心を持つもの・・・それぞれの思いが重なり、また新しいロボット作りへの情熱に燃え始めるのでした。。。そして父親が作ったロボットが実は2足歩行自販機だけではないとマネージャーの口から。実はゲンさん(転球)とハナちゃん(松本)がロボットだったのだと!スパナを振りかざすゲンさんはやっぱり人間に危害を与えてしまう失敗作?でもあんだけ人間味のあるロボットってないよなぁ。インタビューなんかで転球さんの役柄はあまりつっ込めないってかかれてたので、何かあるな?と思ってましたが。ハナちゃんの腕がもぎ取られたとこビックリしたwww でもそんなヒューマノイドのハナちゃんに思いを寄せるユニバーサル社員の酒井さん、そして冷やかす面々おもろー。
最後は、工場自体が実は巨大なヒューマノイドで、社長はその実験を一人でしている時に、誤って転落死してしまったのだということが明らかに。そんな中、ユニバーサル社で暴動が起こり・・・取り残されている人を助ける為に、まだ未完成の工場型巨大ロボットを動かすことを決意。工員たちが結束する姿、特に工場長かっこよし!!無事に動き出した工場型ロボットに歓喜する面々。最後まで、怒涛の展開ですごく面白かったー。たくさん笑ったけど、人間とロボットの共生を考えさせられたり、ちょっと暖かくなっったり色々と感じられるストーリーでした。見に行って良かった!!関西の小劇場の役者さんたち万歳。そして、まさかのヨーロッパ×転球コラボを実現してくれたことに謝々。いのっちをはじめ、役者の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でしたー!!!