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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

冬のユリゲラー2〜4、特別編。

コンスタントに見続けていたものの、なかなか感想がかけませんでした。ダメダメだ。まとめて感想を。
2話は、テレポートのコヤマの能力の披露からスタート。そこに謎の新キャラ、カンダの登場。てっきりエスパーだと思い込む5人は・・・カンダの前で能力を披露してしまうんだけど、カンダはエスパーでもなんでもなく・・・ただのビックリ人間細男だった、という話。
訳も分からないカンダがエスパーの能力を見せられて困惑するくだりが好きですね。昨日の夕食を言い当てられるとことか。おでんカロリーメイト→温もりとわびしさ。そのあとのカワオカの“からし”発言とか。あと何故か翼君のカケイが“倒置法で”能力を見せるところか。かなり原作に忠実です。原作ではもっとカワオカが過激で爆発してる感じなんですが。でも十分その危険さは出てましたね。“あなたに人権はないですよ。”とかカンダを破壊しようとするところとか。
3話はカンダになんとかしてエスパーの能力を身に付けさせ自分たちと同じ立場に立たせようと奮闘する姿が描かれます。逃げ出そうとするカンダに怒りを現す場面も。そこに“びっくり人間”を捜し求める『冬のユリゲラー』のAD桜井米(ヨネ)がカンダとの待ち合わせの場所“カフェド念力”にやってきます。カンダよりも恐ろしいマスコミの到来にまたまた騒動の5人の姿が描かれます。
カンダの透視の練習をケーキ食べながら見守る姿がよいです(笑)お芝居版ではケーキはでてきませんからね。カワオカが買ってきたケーキを上手く出してくるあたりが◎。それからトイレに立つカンダに“大はダメですよ”とか、カンダのサングラスみて“何気取りですか”“UNO片付けましょう”とか細かい所がおもしろいですね。ヨーロッパ企画らしいというかね。
そして、カケイの透視能力によって、驚くべき事態を発見。桜井がカフェド念力にやってくる前に取材していた“へっちゃら人間”の飼ってる毒蜘蛛を桜井の名刺入れに発見してしまうという。ケーキ食べながら“いるんです毒蜘蛛”って言う翼君が可愛すぎる♪
4話はどうやって桜井のコートの内ポケットにある名刺入れの中の毒蜘蛛を退治しようかとあれやこれやと話し合う5人の姿が描かれます。ここ面白いですよ。それぞれの特殊能力を使ってあれこれやってみようという話がでるわけです。まずは桜井のコートを脱がす事に奮闘です。ドラマでは描かれてませんでしたが、暖房の温度をさりげなく上げるために奮闘するマスターの姿がかなり面白かったりします。結局失敗するんですけど。かなりのダメっぷりです。結局イデのリモコン操作でコートを脱がす事に成功するものの、実は毒蜘蛛じゃなくて“米”という字が蜘蛛に見えただけだったと。そしてカケイが桜井の裸を見たいがために透視能力を使ったことも判明(笑)エロエスパーの称号をいただくわけです。
そして話はクライマックスに。カンダの“細男”のあまりにもダメっぷりが判明し、びっくり人間が見つからなかった桜井は首になってしまうということをテレパシーで感じてしまうミヤケ。そこで彼女のためにエスパーは危険を顧みず、自分たちの能力を使って彼女を助けてあげるわけです。カンダに赤色の服を着させて、カワオカの能力で空に飛ばし、空を飛ぶサンタクロースを演出するわけです。そこでイデがゲームボーイで鈴の音には似つかわない音をならしたり、カメラのレンズの蓋を開け忘れるおっちょこちょいの桜井をコヤマが時間を止めて助けたり、それぞれの能力を使って彼女を助ける姿。暖かいですよ。実際は桜井にはバレしまってるのですが・・・。そして空から降ってくる雪・・・。暖かいです。これは芝居になかったとこですね。そして最後はカンダがまたまた透視能力を身につけるべく奮闘する姿で終了。ちなみに、お芝居の最後は“へっちゃら男”がコーヒーを飲みにきてるという場面で終わりだったりします。
ということで先週でお話は完結。そして今週の特別編で翼君座長の演技者は終了してしまいましたよ。
特別編は撮影現場の様子や役者さんのインタビューを交えてのないようでした。話がこんな感じだからか、笑いが耐えない現場っぽい!!今井カメラで他の役者さんを映してたり。かなり楽しそうでアハッアハッアハッって笑う翼君が可愛かった♪ヒゲはかなり気になったけど(笑)特に村松さんを写してるとき楽しそうだったなぁ。
小演劇界を担う役者たちの独特の雰囲気を翼君も感じたことでしょう。演出家も言ってましたが、ノリとリズムを大切に、そして素に近い感じでということでしたが・・・最初はほんと難しかっただろうなぁと思いますね。4話あたりはかなりよかったです。掛け合いもスムーズで連帯感も伝わってきましたね。そうそう、コヤマにかなりおもいっきりひっぱたかれるカケイな翼君の姿も映ってましたよ。本番よりリハとかの方が力こもってそう(笑)ヨーロッパが上演した時に近づけたいし、面白さは負けたくないでも別物ですけどねみたいなことを池田さんが言ってましたが・・・それは上手く表現できてたのではないかなぁと。やっぱりヨーロッパの芝居とは全然別物ですよね。かなり独特のテンポと間のとりかたとしゃべりかたですから。でもドラマはドラマで、6人のテンポでやっていくってのが大切で、それが全うされてたのでよかったと思います。とっても楽しい5週間でした♪翼君、座長お疲れ様。そして役者の皆さん、楽しい作品をありがとうございます。