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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

鬼龍院翔ひとりよがり2@大阪★オリックス劇場レポ

★2012年7月6日(金)鬼龍院翔:ひとりよがり2:オリックス劇場:1階17列中央

初のオリックス劇場。旧厚生年金会館の時とは全く雰囲気の違うエントランス。かなり綺麗になってる!シートも黒くなってて、雰囲気かなり変わったわー。この会場はアニキのツアーで来た以来かな?
SEは蝉の音ですか?ずーっと延々と耳触りの悪い虫の音がww
ステージはフルに使ってて、白の横に広い段のみ(両端に階段あり)バックには大きなスクリーンが。
暗転して、スクリーンに文字が映し出されます。ひとりよがりは座ってお楽しみ下さいとの注意書きが。

1.君がいない間に
真っ暗い中に出てきたキリちゃん。力強いアカペラで始まる。かなりの声量で、全力でぶつかってきて、ビブラートもすごーくきれいで声の調子も最高で、込み上げてくるものがあった。緊張してたって言ってたけど、見てる方としてはあんまり感じなかったなぁ。でも心の底から歌ってるんだーというのを凄く感じた。スクリーンには歌詞が映し出されていて。それを読みながら聴いてるとほんと泣けてきた。いきなりクライマックスくらいの勢い。素晴らしかった。

2.男心と秋の空
少しリズムをとりながら歌う姿がなんかオサレだったよ。途中のCメロあたりを低めに歌ってアクセントつけてた。秋の空ということで飽きっぽいライティング。

3.Neeeeeee!
完全にひとりよがりの世界に入ってるなぁと感じた。改めてこの曲の歌詞みたけど、悲しいまでの一方的な思いであふれた失恋ソング。こういう世界観がまさにキリちゃんだからこそと思う。

★MC
お客さんにごあいさつ。ちょっといつもと違う空気にドキドキしてる感じ。ひとりよがりは座って楽しんでもらいたいと。キリちゃんが段の上に座って見本みせてくれたんだけど、その姿が不覚にもかわゆかったw 衣装はシックなスーツを見繕ってもらったらしいけども、ジャケットのサイズが合ってないらしく、すぐに脱いでましたw お客さんに『よがってるー?』って聞いたら『よがってる!』て返してって言うからやったら『試写会みたい!』とww確かにwww 去年はステージの高さを2倍にしてたらしいwそれは確かに高すぎるw

4.夜汽車
スクリーンに模様が映し出されて、ミラーボールは回らず雪のような光を浴びせてたかな。曲の雰囲気には合ってた。こう色々と演出されているステージを見ているものとしては、このワルツ調の曲でステージが回りだしたり、メリーゴーランド見たいな映像が動き出したら最高に雰囲気出るなーとかついつい考えてしまうんですが…ステージがムービングすることは一切なかったです。でもね、そんな派手な演出がなくても、歌い手が素晴らしければ心から満足してしまうのだなぁと。派手な演出も華美なステージもいらないなぁとそう感じた曲でした。

5.「a」
ずっと聴きたかった初期の曲。現在入手困難ですので嬉しい。けっこう単調だなぁと思ったらサビで光りました。客席に向けてライトがけっこう浴びせていたような。

6.悲愴
こちらもずっと聴いてみたかった曲。けっこうイントロとか激しめ?な感じでしたが、すごくいい曲だなーと。ファルセットがすごくきれいだった。また聴きたい。

7.腐男子
あらためて会場で爆音で聴くととてつもなく名曲だなと思った。わざと言葉を曖昧に歌う感じがやけによい。にやける。もっとこういうクラブサウンドやってほしい!!RAM RIDERにフィーチャリングされろ!!と心の中で思ったー。

★MC
「a」も悲愴も宅録時代の頃の音源だから、歌ってて音質悪っ!って思ったと。ギターから何から全て自分で録ってたと。
MCを持て余すキリさんww『いつもならフリとかがあってさ、喜矢武さんの最近ハマってるものとか聞くんだけど、聞かなくてもいいもんね。』『平井堅さんってこういうとき何喋るのー』と客席に問いかけ。そしたら『面白い話!』と返ってきて、GacktさんのBDパーリー行った話ししてたw。何年か前にFRIDAYの記事で見た時は、かない怖そうなパーリーイメージだったが、実際は明るい感じのだったと。テキーラ10杯www注がれたら嬉しくて飲むでしょと、悪酔いしなかったらしいです。
ANNでやってるみたいに弾き語りをしますーと言って、ギターが登場。ギターのピックが金爆ピックのピックだったらしいwそれもじゅんじゅんのwww

8.もう会えなくなるなんて
レコーディング以来初めて披露だと。スクリーンに映し出される歌詞の上にギターのコードが書かれてるwwwwアコギでフォークなスタートが雰囲気出てました。

9.泣かないで(仮題)
こちらもギターを持って。ツアーでも歌ってて凄く良かったんですが、アレンジ変えてるのかな?印象が違った。音源化期待。

★MC
ギターはサイレントギターを使用。中島みゆきさんも使ってるから買ったらしい。サイレントヴァイオリンも持ってるとのこと。次は夏らしい曲を・・・

10.ICE BOX
フルであるのかー!!!!!素晴らしいね。これまた爽やかですごくいい曲だったー。キリちゃんは天才だな。森永のCMオファー・・・来るか?

★MC
ギターもしましたけど、やっぱりね、ピアノの弾き語りもしてみたい、けど10年くらいかかるよ…みたいなことをいいつつも…グランドピアノを用意しました、と言ったら客席かなり盛り上がる!!!!!!スタッフがピアノのイスを運んできたと思ったら、スクリーン上に線画のグランドピアノが登場!ピアノの鍵盤のふたを開けて!屋根もあけて!!すごいー!!ちゃんとキリちゃんの動きに合わせて開くんだよ。鍵盤を叩いたら(エアー)音がでる!!いやー、さすがはエアーバンドのボーカリストです。

11.愛し君へ森山直太朗カバー)
で、始まったのがまさかのエアーピアノ弾き語りでカバー曲。私たちの森山直太朗せんせーの名曲“愛し君へ”ですよ。キリちゃんの声によく合うなぁと思った。私は真正面の席だったのでかなりエアーピアノは素敵に見えました。

12デートプラン
スクリーンにPVのような映像が流れます。パソコンのキーボードを打つ手や、検索サイトでディズニーを検索している画面だったり、駅のホームだったり、遊園地の映像だったりがめまぐるしく。スクリーンがかなり大きくってそこいっぱいに映像が映しだされるんだけど、その真ん中で歌う小さいキリちゃんが、なんか小人みたいでめちゃ可愛く見えてきた♪

13.Reue
この曲でもスクリーンに映像が。でもモノクロで雰囲気のある映像でしたよ。メリーゴーランドが回ってるの。ここできたのでメリーゴーランド。こういう幻想的な世界も好き。

14.HEN
曲が始まったら、いきなり客席に降りて歌い始める!!びっくり。『この曲はお客さんの近くで歌います!』と言ってくまなく1階の通路を上がったり降りたり。私ちょうど通路側の席だったので、かなり一瞬ですが、ドアップキリさんを見せていただきました。その後は、2階に行き、3階に行き。すごーく皆喜んでる声がこだましてましたよ。で、キリちゃんがステージにいないので、その間スクリーンには影武者がwスーツのキリちゃんやブルース・リー姿、浴衣姿のキリさんが歌ってます。面白い。かなり全力で終わった後ハーハーゆってた。『金爆ピックかよこれ!』と思わず自分で突っ込んでましたw。キリちゃんありがとう!!

★物販紹介。
実はHEN終わってすぐラストに行く予定だったみたいだけど、物販コーナーになったっぽかった。フード付きスポーツタオルの使い方を伝授w誰ともしゃべりたくない時に、あれ被ってiPod聴いてたらいいとw

15.あしたのショー
色んな事に折り合いをつける時に、必ず聞いてきた大切な曲だと。このメロディーが歌詞が浮かんできた時には、書かずにはいられなくなった曲だと言って歌い始めたのが“あしたのショー”スクリーンにはキリちゃんの写真が流れていて・・・泣けてきた。名曲すぎるよ。ここから長くなります・・・私が初めて金爆の音源をCDで聴いたのが“上半期ベスト”なんですが、色んな意味で衝撃的で素晴らしい名盤だと思っています。このミニアルバムと最初に出会っていなければきっと私はこれほどまで金爆が好きになってなかったかもしれない。それくらい大切な大好きな盤なのです。きっと、2枚のベストからじゃダメだったと思います。この絶妙なバランスの取れた名盤“上半期ベスト”の中で、あぁこういう曲もかけるんだーと感動すら覚えたのが“あしたのショー”。鬼龍院翔っていうのは、とんでもない天才かも知れないと思わせてくれた、新しい音との出会いにわくわくさせてくれた楽曲なのですなー。歌詞を聴くたびに、ふと今の自分の状況をおいそれでいいのか?振りかえらせてくれるんだよなぁ。キリちゃんが大切にしているその思いを聴いていたらさらに涙腺緩んだ。すごくよかったー。
去り際に、『アンコールで!』と言ってましたwあるんだ♪

EN
アンコール物販のTシャツ着てすぐ出てきたw。前回まさかのアンコールコールなしだったらしい。だから去り際にアピッたのねw全開はそんな雰囲気だったのかなーと反省している風でしたが。

16.パトス
この曲もまだ1度もやったことない曲ですと言って・・・・いきなり、またエアーピアノが登場して、立ちながら弾き始めたのがパトスwwwwwwww これはかなり不意打ちだったwwwwすげー。まさかの生パトス。スクリーンには(パトスを感じてください)の文字がw

17.春が来る前に
次は、『せっかくなのでゲストを呼んでセッションしたい』と。沸く会場!!『・・・世界でアルバム発売して、各国の人から一緒にやりたいという話しをもらってですね、今回選んだのが中国人のリンさんです、リンさん!』といって登場したのが・・・ギター持って、ノースリGジャンとG短パンでサングラス付けたキリさんの映像www。途中もドラマーとベーシスト(どちらもキリさんが扮装)が合流してましたw 春が来る前に…ええ曲やわぁと浸りつつも、映像がかなり気になりますw

18.らふぃおら
こちらもスクリーンにはバンドメンバー(全てキリさん)が写ってて、手拍子してましたw。

19.広がる世界
この曲も初披露。ステージのセンターで歌ってくれました。壮大なラストにふさわしい曲。最後は地球儀と雨の映像が。。。

この曲聴けたらいいなぁと思っていた曲をほとんど聴けたような。予想外の曲も飛び出して、かなり素晴らしいセトリだと思います。ボーカリストとしてのキリちゃんをこんなに堪能したのは初めてかも。金爆では、キリちゃんの歌の以外に心を奪われたり気を取られることがたくさんあって、それが金爆だし楽しいところで大好きなんだけどもね。
キリちゃんは自分の作った曲をほんとうに愛していて、普段ライブでは披露できない曲たちを皆に生で聴いてもらいたい、そういう思いでひとりよがりを開催してくれたキリちゃんに感謝です。鬼龍院翔は天才肌のアーティストだと私は心から思っていて、歌い手としてコンポーザーとしても大好きなので、ひとりよがり2はかなり幸せな空間でした。生で堪能できるチャンスをありがとう。そして12月に開催予定の“ひとりよがり3”を心から楽しみにしてます。