blah blah blah

はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

MOTORWORKS『BRAND-NEW MOTOR WORKS』

BRAND-NEW MOTOR WORKS
あぁ〜また新たなロックのマスターピースと出会えた。音楽を聴いてきてよかった!と思わせてくれる素晴らしい瞬間をありがとう。すげーよ!かっこいいよ!MOTORWORKS!!!!
好きな奴らと音楽が、バンドがやりたいという、ただそれだけの衝動に動かされて作られたであろうバンド。それがかなりの功を奏している。MOTORWORKSの音楽はやってる方も楽しそうだし、それぞれのメンバーが今までのキャリアで築き上げたものが如何なく発揮されていてほんとうに自由度が高い。何よりも自分たちが楽しもうぜ的な気持ちがガンガン伝わってくる。カッコイイアルバムを作ろうぜみたいな気負いは全くなく、このメンバーでアルバム作ったらカッコよく出来てしまいました的な感じなんだろうなぁ。そして聴いている側も肩の凝らない素晴らしい楽曲とバランスを持った1枚だ。
1曲目、“The Slide”の激しいギターリフを聴いてもうノックアウト。カッケー!おまけに、黒沢さんと石田さんのツインボーカル・・・またこれがいい!!この曲は、ほとんど一発録りしたと何かのインタビューで言っていたが、そのパワーに圧倒された。6曲目の“F・A・T・M・L”も作曲はMOTORWORKSになってるから同じく、ほぼ一発録りだろうか?この2曲を聴いてると、彼らは紛れも無くライブバンドなのかもしれないと思えてくる。これは生で聴かないとな・・・って感じだ。
ボーカルに関して言うと、今まで黒沢さんのVoをじっくり聴いた音楽経験はtomobrickにはなかった。やはり石田ショーキチ好きの自分にとっては、「1曲でも石田Voを・・」と望んでいたのが事実。結局、今作は4曲の石田作詞作曲曲の中でステレオ・ラヴ”と“コスモゼロ”の2曲が石田メインVoだったわけだが2曲でけっこう満足だった。アルバム全体には石田さん特有のキレイなコーラスワークがやはり冴えわたってるし。石田Vo数に関しては大満足とは言えないが満足。なんやかんや言って“ステレオ・ラブ”“コスモゼロ”をついリピートして聴いてる自分がいたりしますが・・・。あとの2曲“SPEEDER”と“SATURDAY NIGHT”は黒沢さんVo。全くといっていいほど、違和感がなかった。やっぱり曲のバランスと相性を考えた上での黒沢Vo選択だろう。
今回のアルバムの楽曲の内5曲は黒沢さん作曲である。このアルバムを聴いて石田・黒沢両氏ともメロディメーカーとしての力量をいかんなく発揮してると思った。おいしいところをくすぐる美メロセンスは素晴らしい。詞はおおかた石田さんだった。相変わらず石田ワールドの展開だ。それにしても田村さんのベースって聴いてて気持ちいい。今までもちょこちょこ聴いてきたはずなんだけど・・・これほどまでに気持ちいいとは思わなかった。やっぱすごいベーシストだな・・・
お互いのメインの活動を第一にしてこれからも活動していくということなので安心した。でも、いくとこまでガンガンいっちゃってください!!って感じ。
お気に入り曲♪
“The Slide”“World One Sign”“ステレオ・ラヴ”“F・A・T・M・L”“コスモゼロ”
bounce.comで視聴できます。→http://www.bounce.com/interview/article.php/1570