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はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

直枝政広“宇宙の柳、たましいの下着”

Amazonにて。
●277.直枝政広 著『宇宙の柳、たましいの下着』(2007/11/26)2940円。
宇宙の柳、たましいの下着
発行元のboidで買ったら、特典CD用の紙ジャケットをもらえるのを後で知りました。後悔〜。ちゃんとチェックしなきゃダメですね。さてさて、やっと我が家にもカーネーション直枝さんの本『宇宙の柳、たましいの下着』が到着しました。ムック本で、けっこうな分厚さあります。カラーページもちょこちょこありますよ。バンド歴24年、リスナー歴40年の直枝さんが語る音楽史。思い入れのある盤、通ってきた盤を当時を回顧しながら紹介しております。はんぱなく濃い内容になっておりますよ。最後の索引に圧巻です。人名グループ名、アルバム名、曲名、その他(映画・レコード店、場所etc)で検索でちゃんときるようになております。そりゃディスクガイドでものね。私は気になるアーティストからちょこちょこ読みしております。色んな楽しみ方ができそうです。あと邦楽についてもちょこちょこと書いてくれてて嬉しいです。あぁ直枝さんらしいなぁって曲もちらほらと。ほんとに濃いですよ。で、最初のエリオットスミスのくだり、パラキート時のエピソードに思わずウルウル。すぐさま妹にもそこを読ませましたよ。私も1冊買おうかな・・・って言ってますが(笑)紆余曲折あっただろうけど、信念貫いてやるってほんとカッコいいわ。“悪いけど、最後に残るのはこっちだぜ。この音楽だぜ。”どこまでもついて行かせてください。
特典のCDには4曲収録されています。まず“オートバイ”のアコースティックver。綿密に言うとMellow Willow Acoustic Versionです。2曲目“摩天楼に雪が降る”、4曲目“The End Of Summer ”も同じVer。直枝さんのギターと声のみ。選曲がすごくニクイですね〜メローにとてつもなく似合ってるというか。オートバイの低音グッナイは眠気をさそうような心地よさだし、メロが全く別もの。摩天楼もこの時期とくにグッとくる。オリジナルと全く違った印象を刻み付けてくれます。男臭い仕上がり。そしてジエンド・・・がこれまたもう。すげーわ。メローが似合いすぎる。ともぶりもどろどろアイスクリーム状態。“僕の何か・・・”〜“ラ〜ラ〜ラララ”でなんだか泣きそうになってきたよ。すげーよぅ。直枝さんちょういいよぅ。3曲目は今年3月に月見ル君想フにて演奏された“幻想列車”。聴き始めてそっこう鳥肌たちました。なにこれー。バンドVerとはまた違って、素っ裸な直枝さんの音・声に触れてる感触。たまらんほどよいです。