blah blah blah

はてなダイアリーではナキムシジュリエットというブログでした

猪瀬薫子!

●2008年5月3日(土)転球劇場:猪瀬薫子〜ラストデイズ、ラストライス〜:新ABCホール:J列:1時間40分

転球劇場再結成公演第一弾“猪瀬薫子〜ラストデイズ、ラストライス〜”

てんきゅうさん、はっしゃん、たかりん、お帰りなさい!!!!解散からわずか1年半で再結成(笑)でもファンとしては待望の瞬間です♪これは見逃すわけにはいきませんよ!!“日本の文化(01年)”から欠かさず見てますからねぇ。ふふふふふ。
今回は初めていく会場。それもそのはず、できたてほやほやの新ABCホール。次々と劇場が閉鎖されるなかで嬉しいじゃない。でも落としに転劇って(笑)くるってる。ふふ。そいういう心意気がいいわ>朝日放送阪神福島駅から5分くらいかな。ABC社屋の横にありました。
会場に入ると・・・客席は満席ですよ。思わずにんまり。皆待ってたんだZ。今回の公演は“猪瀬薫子〜ラストデイズ、ラストライス〜”という、難解なもの。はて、どんなことになってんだ?と思ったら、“転球劇場であって転球劇場じゃない”、進化した転劇でした。彼らの芝居ってエチュードなんですけど、今回はどこまで台本があって、どこまでがアドリブなんかがよく分からんかった(笑)まぁアドリブ全開だとは思いますが、ストーリーがしっかりとしているので、脱線しても修正がしっかりきくということ、そして分かりやすさの点では◎でした。伏線もいたるところに張ってあって、あぁそういうことだったんだーって瞬間が何度もありました。今回はpiperの山内圭哉さまが演出ということでね。3人でダーラダラ寝転びながらの稽古もいいですけど、今回はそういうことはなかったようで。客観的に見てくれる演出家を入れるのもアリだなと。それも転劇のことを愛してやまない山内さんの手にかかりゃね。彼だから成立するって部分も大きいと思う。ツボをよくわかってらっしゃる!!すごい!!と思いました。
で、転球劇場らしさは、もう余す所なくありましたね。海辺での話なんですが、たかりんは海の家的なところで働くどこから見てもおっさん(実は少年16歳 笑)、はっしゃんは猪瀬薫子を捜すサラリーマン、そして、てんきゅうさんは・・・海から出てきた謎の男というね。すごいよ。全員はまり役過ぎ(笑)そして、終始おなか痛い(笑)腹の底から笑わせてもらいましたよ。涙でた。最後もまさかの終わり方で。ちょっとブルってなったわ。あのシュールさは山内さんらいしなーって思いました。いやー、大満足ですわ。以下箇条書きでツボを。自分用。

・冒頭からいっくん(たかりん)のゆるさ炸裂(笑)“手のひらを太陽に”をずらして歌うのがすごい(笑)オペラ風の15の夜なんだあれ!!(笑)
・サラリーマンなはっしゃんが似合いすぎ。ちょっと髪の毛長くなりましたね。関西臭を全くださないので、新鮮でした。
・頭が緑でパン一の人出てきたよー(笑)いつか服着るんかなと思ってましたが、最後までパン一でした。それだけで反則。そして、テンションが半端ない(笑)あれ何弁やろ(笑)千鳥ってましたよ。岡山弁かな。全く崩れないです。すごいです。
・同棲していたが行方不明になった猪瀬薫子の情報を手に入れるために、奮闘するリーマンはっしゃん。謎の男と少年と3人であれこれ勝負するんですが・・・アームレスリングが途中からフェンシングみたいになってるの受けた(笑)あとは、だるまさんが転んだ、フルーツバスケット、鬼ごっこ古今東西、マジカルバナナ・・・ほんとベタな勝負なんだけど、いちいちおもろすぎる。今思い出しただけで笑い転げれるわ。あれはアドリブなんだろうかね。もう暴走にもほどがあるとおもう。てんきゅーさんとたかりんがおもろすぎるわ。
・猪瀬薫子にDVをしていたことを告白するリーマン。でもてんきゅーさんが終始“ドメストバイオレット”と連呼してて吹いたわ。ふふ。
・上手く自分の気持ちを表現できないリーマン。で謎の男と少年の演技指導がはじまります(笑)もし猪瀬薫子に会ったときに、どういう風に話したらいいかというね。で、てんきゅーさんが見本を見せて、はっしゃんがやってみるわけですが・・・わざと下手くそでベタに演技するはっしゃんおもろ。それにイライラするてんきゅーさんおもろ。あと、猪瀬薫子になったアホなギャル風のてんきゅーさんが犯罪だわ(笑)それから、もし猪瀬薫子が死んでたら・・・ってお葬式シュミレーションまででたよー(笑)てんきゅーさんが首にまいたタオル?をアイテムにして色んな人に扮する様がおもろすぎる(チューブトップにしたり、ストールみたいにしたりね)
・どうしても手がでてしまうDVリーマン(笑)パン一のてんきゅーさんを引きずりまわしてるし(笑)さすがに痛かった模様(笑)
・たかりん扮する少年・・・鼻血が噴出し血まみれ。その後は壁の釘に手が刺さって、靭帯切れたよ(爆)左手をいちいちぶらんぶらんしてる(笑)その靭帯が切れた手でわざわざ海の家からマシュマロを取ってくるたかりんがおもろすぎ。おなかいたいー。最後は首から血が!!!!すごいよあれ。命ラブ城をちょっと思い出した。すまん、並べたくないけどすまん(汗)
・謎の男は実は自分がカッパだと告白(笑)だから酒のみできゅうり(ピクルス)が好きで緑の頭してるんや!!思い通りに自分の好きな音楽をかけれるiPodいらず。音はシンボルから(笑)そして、乳が出るんです(笑)少年がおっさんの乳飲んでるよー(笑)
・3人の名前が判明。少年・・・猪瀬一、謎の男・・・笹々桟(さささん)、リーマン・・・しゅんすけゼッターランド(笑)まさかの白人ハーフ!!(笑)どこにも白人要素がないことに怒る笹々おもろ(笑)
・実は、少年が猪瀬薫子の子供であることが判明。そして数日前に10年ぶりに母親猪瀬薫子に再会したんだと告白・・・。6歳の入学式の日に突然いなくなった母。1人で入学式に出席したんだと叫ぶ一が哀しくもおもしろい・・・。そして施設に預けられたのだが、数日前に母親があらわれ、この島にやってきたのだと。すぐ帰ってくるといい母はまた自分の前から去ったんだと告げるのでした。
・海に戻っていく笹々さん。少年と別れる様はちょっとノスタルジー。手を振らないゼッターランドに怒りの笹々さんおもろ(笑)
・ラストライスの意味が・・・。固くなってしまったご飯・・・食べられないよと一が母薫子に言ったら“新しい料理だと思って食べたらいいのよ”と。それ以来夕食にラストライスをボリボリと食べる一。けなげだー。
・猪瀬薫子がいつ帰ってくるかわからないことを知り一に怒り狂うゼッターランドは、まだ暴力を振るいますよ。16歳の一少年に。そして、薫子が持っていった通帳を捜しに海の家へ・・・そしたら・・・一に殺られちゃいましたよ。こわー!!最後の一の歌がなんだか哀しい。
・そしてラストに出てきた猪瀬薫子!!!一に『よくできました』と・・・ブルブル。少しの暴力でも嫌がっていたあの一が・・・母のためなら殺人か・・・ブルブル。
・最後はソウルフラワーの曲がかかってました!!なんて曲だろう?気になる。


3人でご挨拶、そして演出の山内さんを呼びますーって言ったもんだから一瞬テンションガーッてあがったんですが、嘘でした。こら!(笑)
転劇3人が売り子さんじゃないよ・・・なんだか違和感。パンフのみ購入。開いたらポスターになるという仕様でびっくり。↑の写真が開いた状態です。パンフをよしもとこうぎょうって書いた袋に入れるのはやめていただきたい・・・ヲタ袋並にはずいですね(笑)